食の取り組み
ならコープの産直・独自開発商品
産直商品
2018年度産直事業まとめ
産直商品の供給高は22億358万円で前年比93.9%、利用点数は8,958,720点で前年比91.4%と利用が伸び悩み、前年実績を下回る利用結集となりました。
しかしながら、産直商品の提携先は78団体と前年より3団体増加し、品目数は、「佐賀れんこん」「おがっこえのき茸」「越さんのほぐしめじ徳用」の3品目が新たに加わり、115品目になりました。
商品学習
ならコープは、組合員一人ひとりが食について学び、生産と消費をつなぎ、くらしを向上させることを商品政策の大きな柱としています。組合員が安心して食生活を送ることができるように、組合員自身が商品の成り立ちや生産、製造過程を実際に見たり、学習したりすること、生産者や取引先との交流を通じて食についての関心や知識を高めることをめざしています。
「たべる、たいせつ」(食育)テーマ
北・中・南のエリアごとに「たべる、たいせつ(食育)」のテーマと商品を設定し、食育のイベントを各エリアで開催するなど、商品、食育について、工夫した取り組みが行われました。
北エリアは、テーマ「わ食っていいね!(和・輪・話・環・倭・笑)」商品「だし」、中エリアは、テーマ「お米のある食卓」商品「お米」、南エリアは、テーマ「稲っていいね!」商品「お米」を取り上げ、それぞれで工夫した活動が行われました。
体験型学習
地産地消をすすめる会で「お米をそだてよう!」の6回シリーズ「種まき編」、「田植え編」、「吉野川分水ツアー編」、「かかし作り編」、「写生大会編」、「稲刈り編」を実施し、11家族40人が登録しました。
通年企画として初めて開催したことで、お米の生育過程の学習・体験ができ、参加者同士の交流も図ることができました。
独自性のある商品開発
①農産加工センターと連携して「カットパイン」、「徳用サラダ」の案内を開始しました。
②迎春商品では、昨年に引き続き女性職員が開発するおせち「結賀(ゆいが)」のリニューアル、男性職員が一人用のオードブル「口福(こうふく)」を開発し、案内1週目で限定数に達するなど組合員に支持され利用結集につながりました。
③無店舗事業、店舗事業の共通商品開発として「五穀味鶏(ごこくあじどり)(鶏肉)」の実験導入を開始し、徐々に利用が広がってきています。また、店舗事業では日本生協連を介して「トラウトサーモン」、「アメリカンポーク」の取り扱いを始めるとともに、より安心して利用できる米国産牛肉の産地調査をし、店舗ごとの導入計画を準備しています。
「結賀」を開発する女性職員
「口福」を開発する男性職員