核兵器廃絶と
世界平和の実現を

被爆・戦後80年の取り組み
①平和学習「被爆・戦後80年 ヒロシマから未来へ」
ならコープは創立10周年の1984年から被爆者救援募金に取り組んでおり、募金先の広島赤十字・原爆病院とは40年以上にわたり交流を続けています。被爆・戦後80年という節目に、同病院の古川善也院長を講師に迎え「ヒロシマから未来へ~忘れない、そして伝え続ける~」をテーマに講演いただきました。広島赤十字・原爆病院が果たしてきた役割や、阪神淡路大震災・東日本大震災など国内災害時の救護活動が紹介され、被爆前後の広島市の様子や原子爆弾の威力、病院・医療従事者が受けた被害などを、写真や当時の職員の証言を交えて説明されました。
②子ども新聞「にじのはし」の発行
子どもたちが記者として取材をおこない、自ら記事を書く「子ども新聞」は、子どもの自立心を養うことを目的に1981年から発行しています。2025年の被爆・戦後80年という節目に、日本生活協同組合連合会の「子ども平和新聞プロジェクト」に参加し、「Peace Now!奈良」の学生から奈良教育大学構内に残る戦争遺跡について説明を受け、見学しました。子どもたちは取材を通じて、戦争の歴史や平和の大切さについて学びました。
被爆者救援募金
被爆者ならびに被爆者支援団体や関連医療機関を支援する取り組みとして、1984年から被爆者救援募金に取り組んでいます。2025年度までに9,208万7,768円が寄せられ、日本被団協、相談員の会、被爆者援護事業団、広島・長崎の両原爆病院、ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会の活動を支援しています。2025年度の募金額は、112万1,871円となりました。
①ならっぴLINEスタンプ
2025年度より、50周年+1記念事業の一環として「ならっぴLINEスタンプ」の販売を開始しました。2025年度の収益は8,936円となり、全額を被爆者救援募金として寄付しています。
②ドネーション企画
平和の大切さを伝える機会として、対象商品12品目の利用1点につき3円を被爆者救援募金として呼びかけました。無店舗事業では10月3回企画、店舗事業では9/27~10/5まで取り組んだ結果、35,141点の利用となり、募金金額は10万5,423円となりました。
ヒロシマの旅・ナガサキの旅
戦争や核兵器の悲惨さと平和の尊さを学ぶため、2002年から広島平和記念式典に合わせて被爆地を訪問する「ヒロシマの旅」を実施しています。2025年度は組合員、職員17人が平和記念式典の見学、「原爆被害者証言のつどい」に参加し、戦争や核兵器の恐ろしさや命の尊さを学びました。2025年度に初めて実施した「ナガサキの旅」では、4人が長崎原爆資料館、平和祈念式典、爆心地公園、浦上天主堂などを見学し、被爆者や継承者による被爆の証言を聞きました。
ピースアクションinなら
奈良県生活協同組合連合会とピースアクションをすすめる会が主催する「ピースアクションinなら2025」が開催され、約70人の参加がありました。5歳の時に広島市の爆心地から約1.5㎞の自宅で被爆した体験などが語られました。トークセッションでは、「何のために継承するのか」などをテーマに、4人の登壇者が意見を交わし、平和の大切さを次世代に伝える意義について考えました。
憲法学習会
「今の戦争の時代に、憲法9条で未来を築く」をテーマとした講演に76人の参加がありました。軍事費の拡大や改憲論議がすすむ社会情勢を踏まえ、憲法9条の役割と、平和な未来に向けて私たち一人ひとりが主体的に行動することの重要性を学ぶ機会となりました。

