第3回は、「愛されて35年CO･OPドライパックシリーズのおいしさのひみつ」と題して、トーアス（株）による学習会を開催しました。5月開催予定の第2回タケダハム（株）の工場見学が大雨のため中止で、2ヵ月ぶりとなる今回は、第1回に続き20人全員出席でにぎやかな学習会となりました。 「CO・OP大豆ドライパック」は、「大豆をもっとおいしく、手軽に食べたい」との組合員の声をきっかけに開発された商品です。開発から35年間愛され続けている大豆ドライパックを中心に、ドライパック製法や製造工程の説明を受けました。

 

　ドライパック缶は、水煮缶のように水を加えず、素材を缶に詰めて中の空気を抜き、高真空状態にしてから、高温の蒸気で蒸し上げる製法です。水蒸気が発生しやすい真空の状況で、素材自身の水分で蒸しあげるので、水煮の大豆と比べると栄養成分である糖質が約3倍も多いそうです。この違いが味の特徴であり、ほんのりと甘く、うま味があり美味しい理由だと知りました。スタッフが作った大豆ドライパックを使った混ぜごはん、ミックスビーンズを使ったサラダ、ヒジキを使った和え物の３品を試食していただきました。たくさんの質問もあり、興味の高さがうかがえました。

　続いて、ならコープくらしの安心・安全政策協議会の比賀さんより、ミニ学習会「くらしの安心・安全政策協議会とは？」がありました。政策協議会でヒロシマの旅、被爆者救援募金、ユニセフ募金に取り組む意義などの説明と、平和関連の絵本の紹介もありました。また、平和公園の折り鶴の再生紙を使った折り紙で折り鶴にもチャレンジしました。こちらは、今年のヒロシマの旅で奉納されるそうです。 次月は（株）サラダコスモのもやしの学習会です。物価高の今だから期待が高まりますね。

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