「Oneピースかふぇ」は、一つひとつのかけらが集まり忘れてはいけないメッセージを継承することを意味し、「One」の「O」の文字はまるいつながり、終わることなくいつまでも続くイメージを併せ持っています。また、Oneピースかふぇは、参加された人々が平和について想像を広げ学び合えることを大切にしています。

 7月6日(土)、2020年からスタートし今回で10回目となる「Oneピースかふぇ〜オキナワ報告会〜」をコープたつたがわ店内の休憩スペースにて開催しました。前半は、三宅町のならコープサークル「ちゅらら〜&パープルズ」が沖縄の伝統芸能エイサーを披露。8人のメンバーが大小の太鼓を抱えて軽やかなステップで舞い踊り、続いて会場の参加者も一緒に踊りました。

 

第10回Oneピースかふぇ~オキナワ報告会~を開催しました
第10回Oneピースかふぇ~オキナワ報告会~を開催しました

 後半は、3月27日(水)から二泊三日で開催された日本生協連主催「第41回沖縄戦跡・基地めぐり」の報告会を行いました。沖縄戦跡・基地めぐりの概要や意義について団長の木村執行役員が、三日間の取り組みの内容ついて高田支所の前田恭子さんと田原本支所の大中誠也さんが報告しました。辺野古テント村、チビチリガマ※、道の駅かでな(嘉手納基地)、嘉数高台、平和の礎などを訪れ、知ったことや感じたことを、それぞれのことばで報告。「伝えることが最大の抑止力。知ったことをこうして伝えていきたい」(前田さん)、「その場に行くことで感じられることがある。行って聴いて学ぶことが大切」(大中さん) 参加者からは「沖縄戦のことをあまり知らなかったので勉強になった」「戦争は人に苦しみを残すだけ。平和活動の大切さを感じました」「エイサーがよかった」「沖縄エイサーの歌詞を配れば理解が深まると思います」などの声をいただきました。

※ガマとは石灰石で形成された洞窟のこと


第10回Oneピースかふぇ~オキナワ報告会~を開催しました
第10回Oneピースかふぇ~オキナワ報告会~を開催しました

 併せて会場では、被爆者救援募金、平和の折り鶴、平和の絵本の展示も行いました。「平和とよりよい生活のために」はならコープが創設から大切にしてきた思いです。これからも平和について一緒に考えましょう。


くらしの安心・安全政策協議会