第5回は、「コープのチキンで簡単調理。厳しい残暑を乗り切ろう！」と題して、チキンの学習会を開催しました。今回は、「南国元気鶏」でおなじみのマルイ食品（株）大阪支社から職員さん2人に来ていただきました。本社は、鹿児島県出水市にあり、鶏の飼育、飼料づくり、精肉、加工品の生産まですべてをマルイ農協グループで一貫管理し、鶏の全飼育期間において、抗生物質・合成抗菌剤を餌に与えず飼育されており、安心して食べることができます。

 

　しっかりお話を聞いた後は、丸鶏の解体を実際に見せていただきました。部位を紹介しながらあざやかな手さばきで解体されます。参加の皆さんは解体するところを見たことがないという方が大半で、近くまで移動して興味津々な様子で覗き込んでいました。そして、レンジ調理の「とり天」とフライ調理の「チーズと大葉のプチササミフライ」を試食として提供いただきました。どちらも手軽で美味しいと評判でした。

　チキンの学習会に続いて、ミニ学習会がありました。まず、福祉・子育て政策協議会の稲野常任理事から、ならコープでは目の不自由な方のために「リーディングサービス」と言う、組合員ボランティアが商品案内カタログや機関紙を読み上げ録音したCDをご希望の組合員にお届けし、CDを聞いて注文をしていただくサービスについて説明がありました。また、知り合いに目の不自由な方がおられたらこのようなサービスがあることをお伝えくださいと呼びかけられました。続いて、フードドライブの意義と開催のお知らせがありました。今回は、参加の皆さんにもフードドライブにご協力いただきました。

　北エリア委員会からは、北エリアフェスのお知らせと「応援食発酵バタークッキー」「応援食ココアクッキー」の紹介があり、試食しながら交流しました。応援食クッキーは、障害者ノルディックスキー日本ジュニアチームを応援しており、対象商品を1点お買い上げいただくごとに1円が、特定非営利活動法人日本障害者スキー連盟に寄付されます。最後に、今月のサンプル商品「セフターエナジー」をお渡ししました。

【参加者の感想】
・抗生物質に頼らない養鶏を成功させるのに、何度も試行錯誤されたんだなと初めて知りました。餌から独自で開発され、鶏を育て、余すとこなく使われていると知り、とても勉強になりました。
・普段食べている鶏肉について生産の事まで考えた事がなかった。今度からラベルなどよくみてみようと思った。
・消費者に提供するにあたり、安心、安全を考え、エサから最終物流までをグループでされているのを知り、これからも安心して、購入出来ると思いました。
・鶏の解体実演がとても興味深かったです。どのように解体されていくのかとても良くわかりました。
・ 商品の試食は、おかわり形式だった事が良いアイデアだと思いました。チェックリスト等あれば(食感や味について段階評価するようなもの)意見として伝えやすかったかも。

【福祉・子育て政策協議会のミニ学習の感想】
・毎回自分みがき講座に参加した後に『こんな活動もされているんだ！』と驚いています。知らないことを知って、いろんな方にもっと広まっていけばいいなと思います。
・リーディングのボランティアを知って凄いなぁと思った。人の為に役に立つことを私もしていきたい。

【今月のサンプル品「セフターエナジー」の感想】
・いつも使っています。なにがいいってコンパクト洗剤なのがいい！こんなにちょっとでいいの？って思う量でキレイになるのが嬉しい。
・部屋干しでも臭いがしなくて良かったです。
・数日使わせていただきました。先に手洗いしなくても、えりの黒ずみがとれている？良く洗浄できていると感じました。

▶「自分みがき講座C’est la vie!～第5期第4回：（株）サラダコスモの学習会を開催しました」はこちら