「第15回産直交流会2021」報告Ⅰ~オンラインで開催しました~
昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となりましたが、今年度はオンラインで2月17日(水)に奈良ロイヤルホテルを配信会場として「第15回産直交流会2021」を開催しました。 2月17日(水)奈良ロイヤルホテルを配信会場とし「第15回産直交流会2021」をオンラインで各産直生産者と組合員、職員あわせて77人が参加しました。“ならコープの産直”は、産直品を通じて組合員と生産者が共に食生活の安心・安全と豊かなくらしの実現を目的とし、交流を大切にして取り組んでいます。
開催にあたっては中野理事長の挨拶の後、ならコープ無店舗商品部盛口部長から「2020年度産直政策の進捗報告と今後の取り組み」について報告しました。生産産地からは大内山酪農農業協同組合、㈱ロイヤルファーム道南出張所、農事組合法人多古町旬の味産直センターより報告があり、JAピンネからはビデオレターを上映しました。今年度の台風の影響、コロナ禍での取り組み、そして持続的に農業生産をしていくための切実な問題、安心安全で安定した生産・経営を続けるには組合員の安定した利用が必要であることが訴えられました。 報告後の交流では質問や感想などオンラインを通じて産直生産者様と交流できました。
産地の現状を聞いて~オンライン参加者の感想~
・産直生産者のご苦労と努力が資料とともに発信いただき、非常によくわかりました。また各生産者の後継問題にも明るい兆しがあるようで一安心しました。
・オンラインだと遠くにいても身近に感じることができ、産直生産者の方々と交流も出来たのですごく良かったです。
・今年はこのようなオンラインでの開催となり、とても良かったと思います。コロナ禍で学んだことやスキルなど利用して生産者様とつながることができたことや、そのご様子や、状況をお顔を拝見して聴くことができて嬉しかったです。お話しの内容も、率直なご意見ばかりで、わかりやすく、とても親近感を覚えました。
生産者のみなさまへメッセージ
・災害、後継者不足などご苦労がたくさんある中、安心安全な商品を届けていただいて感謝しております。ずっと応援していますので、これからも美味しい商品を届けてください。
・天候不順、異常気象による災害、それに加えての新型コロナウイルス感染拡大など、私たちの日常を狂わせています。非日常の中にあって、生産者さんのご苦労が忍ばれます。生産者と消費者共に支えあってまいりたいと思います。これからもよろしくお願いします。
・大内山酪農さんなしでは、我が家は朝食はありません。酪農家のみなさんにも跡継ぎされる方にも牛さんたちにも、ありがとうを伝えたいです!美味しい乳製品をいつもありがとうございます!
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