7月20日(木)、コープなんごうで、「パネトーネ種の恵みを受けて「コモのパン」のおいしさと長持ちのヒミツに迫る」を開催しました。(株)コモ大阪営業所課長の八尋さんを講師に迎え、準備していただいた沢山のパンと愉快なトークでコモのパンの世界に引き込まれました。

 (株)コモは40年前、「もっとおいしくて素晴らしいパンを」と探し求め、北イタリアで発酵種の「パネトーネ種」を見つけ、日本で初めてイタリアの伝統的な製法によるパン作りに成功しました。酵母と乳酸菌が共存する、世界的にも珍しいパン種であり、特徴として、水分、油分、糖分に対する耐性が強く、柔らかな生地で活発に働くことや、パン生地のpHを低下させ酸性を強めることで、保水性・防腐性・防菌性に優れ、長期保存が可能なパンを作ることができるとのことでした。

 

自分みがき講座C’est la vie!第3期第4回:「コモのパン」学習会を開催しました どれにしよ~かな~!たくさんの美味しそうな試食のパン
自分みがき講座C’est la vie!第3期第4回:「コモのパン」学習会を開催しました バーチャル工場見学!長~いオーブンにびっくり!

 お話を聞き、参加の皆さんそれぞれ、机の上のパンを1個ずつ食べて、柔らかさやおいしさをかみしめ、「常温で保存となっているが、夏場の保存は大丈夫か」「パン工場の清掃はどのようにされているのか」など、活発な質問が飛び交いました。長期保存できるパンの存在を知らなかった方もおられ、防災にも役立つ商品としても知っていただけたようです。

自分みがき講座C’est la vie!第3期第4回:「コモのパン」学習会を開催しました 各テーブルを回って説明する講師の八尋さん。親しみやすく楽しい!
自分みがき講座C’est la vie!第3期第4回:「コモのパン」学習会を開催しました 味わってびっくり!やわらかくておいしい

 次に、ならコープ福祉・子育て政策協議会から、福祉担当職員の小原による、「コープたすけあいの会」のミニ学習がありました。コープたすけあいの会は、掃除、食事作りなどの家事で困っておられる方が有償でご利用いただける「組合員どうしのたすけあい活動」です。高齢化社会、核家族化で、地域のつながりが希薄になる中、「困ったときの助け合い」を目的としています。活動する人、利用する人、応援する人で成り立っているこの会への理解が深まり、広がることを願っています。

自分みがき講座C’est la vie!第3期第4回:「コモのパン」学習会を開催しました コープたすけあいの会は、組合員による「おたがいさま」の活動

●感想
・パネトーネ種のコモのパンの凄さを知りました。家庭での利用は勿論ですが、近年、災害も多い為、被災地の配布用にも適していると思いました。

・講師の話し方が親しみやすく楽しい時間が持てました。こんなに長時間持つパンがあるなんて知りませんでした。味もよく柔らかくてもっと浸透すればいいと思います。また、災害時にも貢献されている会社の方針に有りがたく益々の繁栄をお祈りしています。

・保存料無添加で日持ちするのは何故なのか?凄く疑問だったのですが、今回良くわかったのでとても勉強になりました。

・コモのパンの試食もしながらコモの製品についての秘密を説明してもらえ、本当に楽しく美味しく勉強をさせていただきました。

・パンはイースト菌だけで発酵すると思っていましたが、イタリアのパネトーネ種だから長期間保存が出来てフワフワを保てるのには驚きでした。

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