ならコープの店舗から出る使用済み天ぷら油は、株式会社レボインターナショナルを通じてバイオディーゼル燃料に精製し、軽油代替燃料や航空代替燃料として利用されています。また、Fry to Fly Project※に参加し、家庭や店舗などで発生する廃食用油という国内資源を原料とするSAFSustainable Aviation Fuel 持続可能な航空燃料)で、航空機が飛ぶ世界を実現できるよう、応援・参加しています。夏休み期間中に店頭で使用済天ぷら油回収をされているボランティアの皆さんと一緒に社会見学企画として実施しました。

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天ぷら油でジェット機を飛ばす?レボインターナショナル見学会を実施しました
天ぷら油でジェット機を飛ばす?レボインターナショナル見学会を実施しました

731日(水)、10家族19人が参加し、京都の宇治田原町にある工場に行きました。まずは使用済み天ぷら油がどのように燃料になるのか、座学で学習・質疑応答をおこないました。



天ぷら油でジェット機を飛ばす?レボインターナショナル見学会を実施しました
天ぷら油でジェット機を飛ばす?レボインターナショナル見学会を実施しました

日差しが照り付ける真夏日の中、回収された天ぷら油がボイラーを通り、車両燃料に使われる成分に分離・精製される様子を見学しました。

天ぷら油でジェット機を飛ばす?レボインターナショナル見学会を実施しました
天ぷら油でジェット機を飛ばす?レボインターナショナル見学会を実施しました

回収された天ぷら油は余すことなく、燃料やアスファルトの原料などに使われています。現在日本は排ガス規制関係のルールが厳しく、限られたトラックでしか使われていない現状があります。欧州ではこの使用済み天ぷら油と軽油の混成燃料を、ジェット機や車両の燃料として使うことがルール化されており、今後は国内でもジェット燃料として使えるように、大阪に工場を建設予定だそうです。組合員の皆さまから集めた使用済み天ぷら油とならコープでの廃食用油が今後も資源循環につながるように、引き続き回収運動にご協力ください。


Fry to Fly Project:企業は家庭で発生する廃食用油を回収して国内で持続可能な航空燃料(SAF)を製造し、航空機の運航に利用することで資源循環の促進、脱炭素社会の実現に貢献することを目指すプロジェクト



店舗での使用済天ぷら油回収の開催日程

(1) びんやPETボトル等の空き容器に入れる

(2) 回収日に持参し、回収容器に中身だけ入れてびんやPETボトル等は持ち帰る

(3) 各店舗の回収日と時間は以下のとおりです

※回収時間 10:00 12:00(たつたがわは11:30まで、みみなしは 13:00 まで)


天ぷら油でジェット機を飛ばす?レボインターナショナル見学会を実施しました

詳しい日程は、エリアニュース・各店舗の店内掲示をご確認ください。

詳しくはこちら 「使用済天ぷら油回収ホームページ」