南エリア委員会:第2回 南エリア活動交流会「トーアス㈱の学習会と交流会」
9月27日(月)コープみみなし2階研修室で、コープ委員会メンバー対象に第2回活動交流会を開催しました。
前半は、「CO・OP大豆ドライパック」や「CO・OPひじきドライパック」でおなじみのトーアスの山本氏を招いて学習会をしました。「CO・OP大豆ドライパック」は、「大豆をもっとおいしく、手軽に食べたい」との組合員の声をきっかけに 開発された商品です。開発から33年間愛され続けている大豆ドライパックを中心に、ドライパック製法や製造工程の説明を受けました。
ドライパック缶は、水煮缶のように水を加えず、素材を缶に詰めて中の空気を抜き、高真空状態にしてから、高温の蒸気で蒸し上げる製法です。水蒸気が発生しやすい真空の状況で、素材自身の水分で蒸しあげるので、水煮の大豆と比べると栄養成分である糖質が約3倍も多いそうです。この違いが味の特徴であり、ほんのりと甘く、うま味があり美味しい理由だと知りました。
リモートによる工場見学では、リアルタイムで工場長の島氏から説明を受け、商品の製造現場を見ることができました。季節によって大豆の水戻し時間が異なることや不良豆、豆殻などを機械で除去し、さらに目視もおこなっているなど、丁寧に作られていく過程を見ることができました。リモートによる工場見学でしたが、感じた疑問をその場でわかりやすく答えていただくことができました。
後半は、コープ委員会メンバーどうしの交流タイム。「コロナ禍での企画や組合員のつどい開催で、不安な点や工夫している点など」をテーマに話し合いました。「学習会・講習会が休日に開催できるメーカーがあればいいな」などの意見が出ました。
交流会を終えて、参加者からは「リモートでの工場見学は、実際に行った気分で楽しかったです」「組合員のつどいやコープ委員会が取り組む企画について、いろいろ聞くことができて良かったです」などの感想がありました。実際に工場見学をしたような気分で学ぶことができ、みなさんとお話もできて有意義な時間を過ごすことができました!