7月1日(木)宇陀市榛原総合センターで「COOPプレーンヨーグルト」や「COOPのむヨーグルト」「鳥取大山おいしい牛乳」「白バラコーヒー」などでおなじみの、大山乳業農業協同組合の学習会をしました。

 毎日の食生活に欠かせない食品のひとつ「乳製品」。共同購入やこまどり便・受取ハウスの商品案内でよく見かける大山乳業の商品について知りたいと思い企画しました。

 大山乳業は、鳥取県内すべての酪農家が一本となった全国でも稀な酪農専門の協同組合です。鳥取県内の酪農家はすべて大山乳業の組合員です。酪農家が出資し自らが乳業工場を建設して、生産から処理・販売までを一貫体制で行っているとのこと。「良い生乳でなければ良い製品はできない」ということを全員が認識して、安心・安全な製品を作っています。安全でおいしい牛乳をお届けするために、酪農家が土を耕し、良い草をつくり、元気な牛を育てていくことを続けているそうです。

 もちろん、乳質の成績は全国でもトップクラス!大山乳業では、1軒ごとにすべての牛の血統と繁殖、産乳記録、成分等のデータを生涯にわたってとる「牛群検定」をすることで、健康な牛の管理に役立てています。この牛群検定実施率は全国第1位だそうです。検定項目のひとつ体細胞(古くなった乳腺細胞等)数は、乳質を左右する大きな要因のひとつで、少ない方がおいしい牛乳になるとのこと。それは、体細胞の中には、乳房炎で乳腺細胞が破壊されると血液成分(例えば苦みの原因のとなる塩分など)が乳汁中に流れ込み、甘さやうまみが減少すると言われているからです。

<参加者の感想>

・鳥取県の酪農家がひとつの組織となり取り組んでおられることで、良質の乳製品ができていることがよくわかりました。

・体細胞数が少ないほど良質であるということを初めて知りました。

・酪農家さんの、大変さがわかりました。大事に飲ませていただきます。

・牛乳や酪農についての説明を聞き、いろいろ考えさせられました。牛群検定・体細胞数など知らないことがたくさんあり、勉強になりました。

 

宇陀コープ委員会:「大山(だいせん)乳業の学習会」でおいしさの理由がわかりました
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