ならコープグループは「エネルギー政策」に基づき、地域でつくったエネルギーを地域で分け合う自立分散型エネルギーシステムの構築に向け、持続可能な社会づくりのため環境負荷の少ないエネルギーとして、太陽光発電、小水力発電、バイオマスの利活用などの普及に取り組んできました。今回は、「どうやって選んだらいいの?私たちのでんき」をテーマに、12月17日(土)奈良商工会議所において、電力自由化学習会を開催しました。
 
はじめに、公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会常任顧問の辰巳菊子氏による講演、「“でんき”変えた?新しいエネルギー社会の実現に向けて」が行われ、今年4月、一般家庭にも広がった電力自由化について説明され、「消費者が電気を選ぶ意義は、電気料金の引き下げが本質ではなく、将来のエネルギーミックス(電源構成)を決めるという国の政策への重要な参加」と述べられました。つづいて、各家庭の電気使用状況の確認方法やパソコンを使わない切り替え申し込み方法も紹介。「消費者の選択が日本のエネルギーの将来像を決めることを自覚し、ぜひ、主体的な選択を」と呼びかけられました。
 
その後の学習会では、ならコープのこれまでの取り組みに加え、2017年4月1日から子会社の(株)CWSを通じて組合員への低圧電気供給を開始する「ならコープでんき」を紹介しました。ならコープは電気を供給し、組合員とともに電気を「選択すること」「使うこと」を通じて地球温暖化問題、エネルギーの問題を考え、行動するきっかけにしたいと考えています。

 

電力自由化学習会「どうやって選んだらいいの?私たちのでんき」を開催しました
電力自由化学習会「どうやって選んだらいいの?私たちのでんき」を開催しました