南エリア委員会:2025年度 第2回活動交流会を開催しました
9月29日(月)コープみみなし研修室で、コープ委員を対象に第2回活動交流会を開催しました。
はじめに、ならコープが取り組んでいる吉野共生プロジェクトについて、エリア担当理事から説明を受けました。ならコープでは「ならの元気は吉野から」を合言葉に、地元の企業や団体と連携して取り組み、吉野地域への関心を高めています。
次に、ならコープとも取引のある、吉野で銘木の生産卸などをしている㈱カネジュウ代表の㔟(せ)渡(ど)正丈さんから、吉野の林業の現状を聞きました。吉野杉の大きさを感じられる動画や、伐採の様子の写真を見せていただきました。樹齢250年ほどの木の切り株は想像以上の大きさでした。まっすぐ綺麗な吉野杉に育てるには手入れがとても大事だそうです。そして、傷をつけずに伐採するためには倒すときの角度も非常に重要とのこと。しかし、この難しい伐採ができる職人が、吉野には現在2人しかいないそうです。どんなに技術が進歩しても、人の技が勝る職人の仕事があることを学び知ることができました。
後半は、吉野銘木の端材の板に絵付け体験をしました。講師は奥様の㔟渡公子さんで、コープサービスが提供する「命名板」や、吉野銘木に書やイラストで看板や表札などを製作する、東とう虹この名前で活動されている方です。鉛筆で下書きして、アクリル絵の具で色付けします。見本のお地蔵さんを描く方もいれば、思い思いの絵を描く方などさまざまで、木材に触れて楽しい体験ができました!
参加者からは、「林業を守るのが急務だと感じた」や「とても楽しい絵付け体験でした!」、「こういう交流会もいいな」などの声がありました。
ならコープの中でも広範囲の南エリア。その特徴を活かした組合員活動を今後もすすめていきたいと思います!





