10月14日(月・祝)、コープ学園前で、「聞きたい・言いたい・知りたい!教えて~なら消費者ねっとさん」と題して、身近な消費者トラブルに関心のある組合員のみなさんに集まっていただき、「スマホに潜む『危険』な罠~騙しのテクニックから身を守るためには~」のテーマで学習会をおこないました。

 講師は特定非営利活動法人なら消費者ねっと理事で、日頃は奈良県消費生活センターの消費生活相談員として多くの消費者トラブルと向き合っておられる沢井馨子さんです。

 

「聞きたい・言いたい・知りたい!教えて~なら消費者ねっとさん」学習会を開催しました(10/14)
「聞きたい・言いたい・知りたい!教えて~なら消費者ねっとさん」学習会を開催しました(10/14)

 「みなさんスマホを持っていますか?」「LINEを使っていますか?」「ではみなさん騙される可能性があります」ハッとする始まりでした。スマホの使い道が電話だけでなく、インターネット利用による情報収集、ショッピング、投資などへと拡がっていくにつれトラブル増加が問題になっています。法改正が進んでもトラブルの相談件数は減っていません。重要な説明がわかりにくい場所に書かれていて、1回限りのつもりが定期購入になっていたケースや、登録は簡単だったのに解約がスムーズにできないケースもよくあるそうです。普段これらの危険性を認識していても、利便性や魅力的な広告など、巧みな誘導でトラブルに巻き込まれることがあるので、「消費者が正しく行動する必要がある」と話されました。決済前に最終確認画面のスクショを撮る・クレジットカードは2、3枚にしておく・不審なメールのリンクは開かないなど、トラブルを未然に防ぐようアドバイスいただきました。

 子どもから高齢者まで幅広い年代で使われるスマホ。各年代に見合った誘導があり、日々トラブルと隣り合わせで過ごしていることを、ご家族でもぜひ共有していただきたいと思います。 
            

(くらしの安心・安全活動推進委員)