2022年5月28日
とりくみ
中エリア委員会:さとの雪食品(株)の豆腐の学習会を開催
2021年12月13日(月)デイアーズコープたつたがわ研修室で、「CO・OPにがり充てんとうふ」「CO・OP国産大豆のべんりな木綿豆腐」などでおなじみの、徳島県にあるさとの雪食品による豆腐の学習会を開催しました。
まず、会社概要と豆腐の製造工程を映像で見ました。豆腐には木綿や絹ごし、充てん豆腐などがあり、製造方法、大豆の量の違いや凝固剤にも種類があることを知りました。
1982年に発売された「にがり充てんとうふ」はリニューアルを重ね、現在、大豆は北海道産の「とよまさり」を使用し、にがり100%で水は四国山系の軟水が使われています。甘味の強いなめらかな食感が特長です。賞味期間は16日で、買い置きに便利です。「国産大豆べんりな木綿豆腐」は、味しみの良いしっかりとした固さの木綿豆腐です。2個組で使い勝手がよく、さらに開けやすいフィルムを用いるなど細かな所まで工夫されています。製造方法は「一丁取り」と呼ばれ、容器に豆乳とにがりを一丁ずつ充填して製造し、品質を均一化しています。
実演で、凝固剤の“にがり”と“すまし粉”の固まり方の違いを観察しました。にがりは大豆の風味や甘みを引き出しますが、凝固反応が早いため扱いが難しいそうです。しかし、同社では、にがり100%にこだわりをもっています。
豆腐についてのクイズで、豆腐は中国から奈良時代に遣唐使によって日本に伝わったことや、奈良県は関西で一番多く豆腐を食べている県だということを知りました。