あすなら塾:~環境編~エネルギーを選んで災害を減らそう!~かんたん、おいしい、防災クッキング~
今年度の「あすなら塾公開講座」が、環境編からスタートしました。1月には「福祉」「商品」「憲法」をテーマに開催します。
*新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会場とZOOMを活用したオンラインで実施します。
10月25日(日)コープ七条集会室で「環境編 エネルギーを選んで災害を減らそう!~かんたん、おいしい、防災クッキング」を開催、15人が参加。講師は認定NPO法人 気候ネットワークの広瀬和代氏。災害時に少ないエネルギーでのクッキングと、地球温暖化対策について教わりました。
◇多種類のメニューがお鍋ひとつで
災害で長期停電になった場合(カセットコンロのガス1本は強火で1時間しかもたない)や飲み水に限りがある場合(雨水の利用)に有効なのが、高密度ポリエチレン袋を使った湯せん調理法のポリエチレンクッキング。同時に多種類の個別調理ができ、調理後の残ったお湯も有効活用できます。この方法を覚えておけば、いざというときに役立ちます。今回は、真空鍋(家庭にあるお鍋でもOK)で「ミッキャロご飯」「マカロニポテサラ」「切り干し大根」「蒸しケーキ」「柿のコンポート」の5つのメニューを調理しましょう。
※下記レシピは「りんごのコンポート」ですが、当日は奈良の特産である柿を使用しました。
◇気候災害を想定して備えを
近年、豪雨と水害の多発化、大規模化は、地球温暖化による気候変動の影響が、すでに顕在化しているものです。気候変動に備える適応策とCO2を出さない緩和策を同時に実践していくことが大切で、地震が起こるリスクの中に住んでいる私たちは、気候災害が起こることを想定して備えておくことが大事です。
広瀬さんの講演に続き、活動推進委員から「CO・OP商品60周年 環境に配慮した商品」の紹介と、㈱CWSエネルギー事業グループ伊東氏から「家庭で使う電気の選び方についてのアンケート」の集計結果が報告されました。