3月7日(土)大阪市中央公会堂において、おおさかパルコープ・大阪よどがわ市民生協・ならコープの3生協合同企画で「3.11東日本大震災から4年~私たちは忘れない~」を開催、参加者を募集し抽選で3生協の組合員約800人を招待しました。


東日本大震災から4年、被災地では今もなお多くの被災者が不自由な生活を強いられ、先行きの不安を抱えた生活を送られています。
被災地の報道が少なくなる中、ドキュメント映画(NPO法人桜ライン311)をはじめ、中村雅俊トーク&アコースティックライブなどを通じて、改めて被災地に心を馳せ、被災者の心に寄り添い、考えていただく機会となるよう企画しました。
「NPO法人桜ライン311」ドキュメント映画を上映。
桜ライン311は、岩手県陸前高田市内の津波到達ライン(約170km)に桜の木を植樹し、ラインにそった桜並木をつくることで、後世の人々に津波の恐れがあるときにはその並木より上に避難するよう伝承する活動をおこなっています。岡本代表は、震災で得た教訓を全国の人に知ってもらうために活動を続けていると話されました。
中村雅俊さんは、宮城県女川町の出身。3.11以来「忘れない」「忘れさせない」支援活動をしていきたいという思いから、支援ソングやチャリティライブをおこない、同級生たちと女川を復興させようという委員会を立ち上げ、今も定期的に被災地に行き復興支援活動をおこなっておられます。
4月に現地を訪れた時、ガレキだけの何もない町を見てショックを受け、それ以来さまざまなかたちで支援されてきた思いを切々と語られました。


生協では、被災地を忘れないために、被災地に行って寄り添う活動をする「東北応援バス」の運行や、関西でもできる「支援募金」「復興応援企画」などのグッズや商品販売をおこなっています。
これからも息の長い支援を続けていきたいと考えています。
みなさまのあたたかいご支援、ご協力をお願いいたします。