4月15日(土)橿原文化会館小ホールで奈良県医療福祉生協創立5周年記念式典が開催されました。
 
はじめに、仲宗根迪子理事長が「医療事業経営の経験がない中、不安もあったが、患者に寄り添う医療生協をつくることに大きな夢を持って取り組んできた。これまで支えていただいた皆様に感謝し、いのちの生協を通して、健康で安心してくらせる、そして患者に寄り添う医療生協をこれからもつくっていきたい」と挨拶。続いて奈良県生活協同組合連合会の瀧川潔会長、市民生活協同組合ならコープの森宏之理事長から挨拶がありました。
 
次に、日本医療福祉生活協同組合連合会の副会長理事、尾関俊紀氏による記念講演「医療福祉生協の歴史・現在・そして未来」が行われました。これまでの歩みを振り返り、今後は「医療福祉生協の2020年ビジョンを掲げ、医療福祉生協の理念である「いのちの章典(※)」への共感をひろめ、社会的役割を高め、発展を確かなものとするために、2020年の「ありたい姿」とその実現の道筋を示し、事業と運動をすすめていく決意を述べられました。

 

「奈良県医療福祉生協創立5周年記念式典」が開催されました
「奈良県医療福祉生協創立5周年記念式典」が開催されました
「奈良県医療福祉生協創立5周年記念式典」が開催されました

続いて、仲宗根理事長がパワーポイントを使って「奈良県医療福祉生協の5年のあゆみ」を紹介。みみなし診療所の金幸富所長が「みみなし診療所5年間を振り返り、開設当初は患者数が増えず、苦労の中、鎮静剤を使った「楽な内視鏡検査」の評判などが広がり、徐々に患者数も増えたことなどの報告がありました。
 
その後、組合員・役職員による劇「いしあるところに、道は開ける」が披露されました。舞台は創立20年を迎えた奈良県医療福祉生協。県内に診療所の数も増え、創立から関わってきたメンバーも90歳を超える人もいるが、まだまだ元気に活躍し、大きな夢に向かってさらに前進する姿が演じられ、最後は関係者全員で壇上から感謝が述べられ閉会しました。

「奈良県医療福祉生協創立5周年記念式典」が開催されました
「奈良県医療福祉生協創立5周年記念式典」が開催されました
「奈良県医療福祉生協創立5周年記念式典」が開催されました

(※)いのちの章典
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