ならコープグループは2017年4月1日から組合員への電気供給 「ならコープでんき」を開始します

東京電力福島第一原発の事故によって、大気や水、土壌、海洋を汚染し、甚大な被害をもたらしました。このことにより、大規模集中型エネルギー供給システムの脆弱性が浮き彫りになりました。その教訓から、ならコープグループは「エネルギー政策」に基づき、地域でつくったエネルギーを地域で分け合う自立分散型エネルギーシステムの構築に向け、持続可能な社会づくりのため環境負荷の少ないエネルギーとして、太陽光発電、小水力発電、バイオマスの利活用などの普及に取り組んできました。この度の小売電気事業開始に先立ち、11月30日、奈良県庁記者クラブにおいて記者会見をおこないました。

 

「ならコープでんき」開始の記者会見をおこないました
「ならコープでんき」開始の記者会見をおこないました

ならコープは10月24日に小売電気事業者登録した子会社の(株)CWSを通じて、ならコープ・ならコープグループの各事業所への電気供給を12月1日から開始しました。また組合員への電気供給は「ならコープでんき」として2017年4月1日から開始します。電源構成比はならコープグループの太陽光10%と、エネサーブからの太陽光やバイオマスなど35%を合わせた45%を予定。今後は地域での再生可能エネルギーの開発をすすめ、構成比の拡大に取り組みます。
 
「ならコープでんき」は、価格面だけでなくならコープエネルギー政策の考え方に賛同していただける方を増やすとともに、エネルギーの地産地消を進め、奈良の豊富な資源を活用した自立分散型エネルギーシステムの構築をすすめてまいります。
 
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