9月10日(土)、吉野郡川上村白屋地区において、水源地の村「未来への風景づくり」下草刈りと生態系学習会を開催、ならコープグループ、川上村役場から45人が参加しました。昼食交流では大和ハウス工業(株)グループから約30人が参加しました。

旧白屋集落は、2003年に行われた大滝ダムの試験湛水の影響により地すべりが発生しました。その対策工事は終わりましたが、住民は集団移転を余儀なくされました。すでに建物はなく石積みの独特の風景や、神社跡の鎮守の森など、かつての人々の営みの名残が残っています。水源地の村「未来への風景づくり」は、かつてのこの地の人のぬくもりを、緑による景観づくりをとおして再生していくプロジェクトです。今年のならコープグループ職員学習は「森と水の源流館」で水源地の森や人々の暮らしについて学び、2015年3月14日にならコープ協賛区画に21本の植樹をした活動拠点である白屋地区で生き物観察と下草刈り後の草の片付け作業をおこないました。

森と水の源流館源流の森シアターにて開会し、森理事長、川上村栗山村長より挨拶。森と水の源流館スタッフによる学習会をおこない、参加者は興味深く聞きいっていました。その後、旧白屋地区へ移動し、生き物観察もおこないました。また、協賛企業である大和ハウス工業(株)からの参加者も合流し、交流をおこないました。
 
参加者からは「普段は気にしていなかったこと、水を守ることや山の保全の大切さを考えるきっかけとなった」と感想がありました。
 
次回は11月13日(日)大和ハウス工業(株)、奈良ダイハツ(株)他、協賛企業と合同で秋祭りを予定しています。

 

水源地の村「未来への風景づくり」下草刈りと生態系学習会を開催しました
水源地の村「未来への風景づくり」下草刈りと生態系学習会を開催しました
水源地の村「未来への風景づくり」下草刈りと生態系学習会を開催しました
水源地の村「未来への風景づくり」下草刈りと生態系学習会を開催しました
水源地の村「未来への風景づくり」下草刈りと生態系学習会を開催しました
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