「平和のための博物館国際ネットワーク」(International Network of Museums for Peace, INMP)は「第10回国際平和博物館会議(INMP2020)」を916()20()、京都と広島を舞台に開催する予定でしたが、世界的なCOVID19の流行に伴い、バーチャル・オンライン会議として開催されました。ならコープは平和の取り組みや平和ライブラリー開設記念講演会報告、ならけんのヒバクシャの声などを出展し、ワールドワイドの視点で平和活動を学ぶことを目的に参加しました。

 平和のための博物館国際ネットワークは、平和の世界文化を構築するという同じ願いを共有する平和博物館の世界的なネットワークです。

【第10回国際平和博物館会議(INMP2020)】

メインテーマ:「次世代への記憶の継承と平和博物館の役割」

サブテーマ :・ 体験の国際的共有
       ・信頼の構築
       ・地球社会の修復をめざして

主催:INMP(平和のための博物館国際ネットワーク)

共催:立命館大学、京都芸術大学、京都精華大学、池坊短期大学

《出展内容》

Poster Exhibits(ポスター展示)、Paper Presentations (Videos)論文発表(動画)、Papers (Articles)論文(記事)、パネルディスカッション、Video Exhibits(映像展示)、Web ExhibitionsWeb展示)、記念講演

【ならコープの出展】(各画像はクリックするとPDFでご覧になれます)

Poster Exhibits(ポスター展示)

Atomic-bomb and war experience succession activities(被爆・戦争体験の継承活動)

Oka Hideyuki, An office bureau, Nara Co-op (Japan)

②奈良から平和を求めて(奈良の紹介)

③ならコープの平和への取り組みと、201910月に開設した「平和ライブラリー」での活動報告。

④平和ライブラリー開設の意義・目的・今後の取り組みなど紹介

⑤平和ライブラリー開設記念講演会

⑥「ならけんのヒバクシャの声~奈良県原爆被害者の手記より~」

【日本語版】
【英語版】

Editor,Picture:Masanao Iritani

Translator:Masaaki Nimonji & Dan Carey

※英訳にご協力いただきました皆さまに感謝申し上げます。

~参加者の声~

・修学旅行で広島、長崎、沖縄へと足を運ぶのみが平和学習ではなく、日本だけではなく世界の各地で草の根の平和活動の重要性を認識しました。

・世界中から平和のメッセージが寄せられていることの驚きとともに『若い世代が平和を考える機会を与えられるべきである』ということを実感し、各地にある平和博物館がその教育や活動の担い手となっていることに気付かされました。

・ならコープの展示報告は絵などで表現されていたので英語が理解できなくても伝えたいことはよくわかりました。世界中の人々が平和のためにできることを行動していけばもっと広がるのではないかと思いました。

【第10回国際平和博物館会議(INMP2020)参加国】

イギリス・アメリカ・カナダ・ドイツ・イタリア・オランダ・スイス・オーストリア・ノルウェー・スゥエーデン・ルーマニア・イラン・イスラエル・オーストラリア・ニュージーランド・日本・韓国・中国・香港・カンボジア・ベトナム・インド・ネパール・タイ・パキスタンの25ヵ国から197人の発表者・講演者が参加し、104の発表がありました。

全出展内容はこちらをクリック

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