2016年6月17日
6月7日(火)、参加者42人で大阪市環境局舞洲工場(ゴミ処理施設工場)見学と万博記念公園散策に行ってきました。
舞洲工場は、独特な外観が有名で、ウィーンの芸術家、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏によりデザインされました。その外観は、技術・エコロジー・芸術の融和をコンセプトにまた自然との調和も大切にしたものとなっています。まるでおとぎの国に来たような胸おどる建物でした。
工場の案内ビデオをみた後、場内をゆっくり見学しました。1日、900トンものゴミを焼却しているという焼却炉や、幅6メートルもある大きな爪がついたクレーンでゴミをつかむ様は、圧巻でした。完全な灰になるまで段階的にしっかり焼却され、そこでいやな臭いもとりのぞかれるそうです。そしてかさが15分の1~20分の1ほどになった灰は、埋立処分地に運ばれます。そして、気になる燃焼時のガスも段階的に処理され、最終、無害化された状態で放出されるそうです。
そしてボイラで発生した蒸気の余剰は、積極的に発電に利用され、工場内で利用するすべての電気をまかない、余ったものは、電力会社に送電しているとのことでした。また粗大ゴミからは、鉄やアルミを選別し、リサイクルされているなど環境に配慮し、公害対策もしっかりなされていることを知ることができました。
参加者の皆さんからは、「ゴミ処理場なのにアート感がありよかった」「環境ボランティアをしており、今日の見学は勉強になった」などさまざまなご意見をいただきました。
次に、舞洲工場を後にして万博記念公園へと向かいました。昨年オープンした商業施設でお食事やお買い物などを思い思いに楽しまれました。
帰りのバスの中では、2016年度中エリアの食育テーマ『ルーツdeしょくみケーション』の取り組みとして、豆のことや、豆商品のことを知ってもらおうと豆クイズ大会をおこないました。
豆を詳しく分類した表を皆さんに見ていただいた後、豆クイズに挑戦。上位6人の方には、「大豆ドライパックパウチ」を賞品としてお持ち帰りいただき、参加者の皆さんには、「コープ大袖振豆もち」をご試食いただきました。
雨が降る中ではありましたが、あっという間の楽しいバス企画となりました。