組合員のつどい「魚のさばき方教室」を開催しました
10月6日(木)、ディアーズコープたつたがわにて組合員のつどい共催「魚のさばき方教室」を開催。
ならコープ水産バイヤーの荒(あれ)さんにご指導いただきました。
荒さんが用意してくれたお魚は、鯵、剣先イカ、鰹、鱈と盛りだくさん!
まずは家庭で1番役に立ちそうだということで、鯵の三枚おろしを教えてくれました。
見事な手さばきと軽妙なおしゃべりでとても楽しくわかりやすく説明してくれ、魚を調理するどころか、触ることもあまり好きではないと言っていた参加者の方も見事に三枚におろせるようになりました!
次にイカのさばき方。
内臓を取り、骨を抜く。皮をむいて、エンペラをはずし、身を切り、盛り付ける。
イカは横方向に繊維があるから、繊維を切るように縦に身を切ると食べやすいそうです。
こちらも皆さん、イカの目が怖い!などと言いながらも上手にさばけていました。
大きい鰹も用意していただきました。こちらは荒さんがさばいてくれました。
大きさは違いますが、さばき方は鯵と殆ど同じで、あっという間にお店で売られている状態に。
時間の都合もあり、各自でさばくことはできませんでしたが、代表して数名が包丁を入れさせていただき、みなさん鯵とイカで自信をつけて、見事にさばいていました。
お魚をさばき終わってからは、コープ商品を使ったお昼ご飯と夕食宅配弁当のおかず(コシーニャとほうれん草の胡麻和え)の試食をしていただきました。
メニューはこちら。
荒さんはそれぞれの魚の美味しい調理法も教えてくれました。
鯵
三枚におろした身を一口サイズに切り、オリーブオイル、マスタード、ポン酢で和えてカルパッチョ風に。
いつも和風に食べる鯵のお刺身ですが、洋風の味付けもなかなかのものでした。味見の手が止まりません(笑)
三枚におろした骨の部分は、塩をして20分置き、酒を入れたお湯に入れ、塩と薄口醤油を少々入れたら潮汁の出来上がり。
骨まで愛してあげて!という荒さんの言葉に納得のおいしさでした!
イカ
捌いてから軽く塩を揉み込んで1日経ったものに胡麻油をサーっとかけます。
イカの甘みと胡麻油の香ばしさが絶妙にマッチしていて、とても美味しかったです。
鰹
柵状にした身に塩をたっぷり(思い切ってたっぷりまぶしてくださいということです!)まぶし、待つこと10分。塩を洗い流して水を拭き取り、切り分けて、ワサビだけで食べる。
程よい塩味が鰹の甘みを引き出してくれて、とても美味しかったですよ。
次は鰹のたたきです。
鰹のたたきといえば、藁焼きのイメージがあると思いますが、家庭で藁焼きをするのはちょっと大変。ということで、荒さんプレゼンツ、簡単たたきの作り方。
柵状にした身を、濡らしたキッチンペーパーの上に乗せ、ガスバーナーで表面がプツプツしてくるまで炙るだけ。
出来たら身を切り、薬味を乗せてポン酢をかけて完成です。薬味は、にんにく、玉ねぎ、ネギ、大葉など、たくさんのせると美味しいですよ!
鱈
塩をまぶして5分置いた切り身を、お酒を入れたお湯に塩を洗わずに入れる。そのまま3分茹でたらポン酢と薬味でいただきます。
茹でている時に沸騰させないように火加減を調節するのがコツだそうです。
身が柔らかく、とても美味しかったです。