ハイキング企画「奈良をもっと知ろう」を開催しました
11月20日(金) 「グリーンあすなら(奈良巨樹巨木の会)」
http://www.kyoboku.jp
からガイドをお迎えして、奈良公園内の巨木をめぐるハイキングを開催しました。
[一般参加者11人、コープネットメンバー9人、ガイド3人]
「グリーンあすなら(奈良巨樹巨木の会)」は、残り少ない貴重な「巨樹」の保存活動を通じて、快適な生活環境や自然保護への関心が一層高まり、さわやかで活力に満ちた潤いのある地域づくりに寄与できればと考えて活動されています。
10:00に集合して、興福寺境内の「スダジイ」の巨木からスタートです。
会の代表:甲斐野さんの豊富な知識と面白いトークで参加者もどんどん引き込まれていきます。
奈良公園は自然がよく保たれていますが、鹿が届くところはほとんど葉を食べてしまうので、木が多い森なのに、非常に見通しの良い他の公園には見られない独特の景観をしているそうです。
公園内のイチョウ、サクラ、クロマツ、アラカシ、シラカシ、イチイガシ、ムクロジ、ケヤキ、エノキ等、葉や実を採取して比較したり、三角定規を応用した簡単な器具で木の高さを測る実習をしたりしました。
奈良公園でお弁当を食べた後は、クスノキ、ソメイヨシノ、ナンキンハゼ、ナギ、イヌシデ、最後に大木に柔軟に巻きついてその体を支えているフジを観察しました。
甲斐野さんの「植物は無駄なことはしない。その形、生え方には必ず理由がある」「植物の気持ちになって考えてみましょう」という言葉に、参加者も何百年も生きてきた巨木とその環境について考えたひと時でした。
【参加者の感想】
・ 身近な奈良公園で木の楽しみ方を知ってよかった。
・ ボランテイアガイドさんの説明が上手で大変勉強になった。
・ また季節を変えて同じような企画をお願いしたい。