2016年3月25日
タケダハムさんをお迎えして、ウインナー作りと学習をおこないました。
〔一般参加者7人、ネットメンバー8人〕
まずは作り方の手順と大きな注射器のような形をした「ウインナー手作りキット」の説明を受けました。
また茹で時間の間に、無塩せきハム・ウインナー(亜硝酸などの発色剤を使用しないで製造されたもの)について説明を受けました。
実習はタケダハムさんが事前に香辛料を計ってくださっていたので、ミンチ肉と水に混ぜてこねるところから始めました。
材料をしっかり混ぜ合わせたら「ウインナー手作りキット」に空気が入らないように詰めます。
「手作りキット」の先に羊の腸をセットします。
同じ太さになるように力加減に注意しながら、ウインナーを絞り出します。
長い一本のソーセージができますが、それをねじって食べやすい大きさにします。
腸が足りずに余ったものは、そのままつみれのようなお団子にしました。
次に80度のお湯で約30分茹でます。
茹で上がりにねじった部分をハサミで切り離して完成です。
今回は作りたてのウインナーをパンにレタスとトマトを挟んでいただきました。
またコープネットならやまの企画として「ドライスープ」の試食も併せておこないました。
加えるお湯はウインナーを茹でた残り汁。スープもさらに美味しくなりました。
<手作りウインナーに関するメモ>
・ミンチ肉の脂身の量を多めにする。ジューシーになります。
・羊の腸はインターネット通販で購入可能。腸を使わなくてもラップでキャンディー包みにして茹でても
作れます。また何にも包まず、つみれのようにお団子にして茹でてもOKです。
・腸詰やねじる作業の時に、腸が破れても形を整えておけば、茹でると時に固まるので大丈夫です。
・お湯を沸騰させずに80度に保つのは、肉の旨みが腸から出てしまわないようにするため。
市販のウインナーを茹でる時も80度位で茹でると良い。
・手作りウインナーは発色剤や保存料が一切入っていません。そのため見栄えや日持ちはよくありませんが、
自然のおいしさを大切にした安心の食材です。
・ 茹でる前に燻製にすると、腸を茶色に染めて香りをつけることができます。
【参加者の感想】
☆全工程を実際に手に取りできて楽しかった。
☆ウインナーの茹でるコツを学べてよかった。
☆自然の味で美味しかったです。