組合員のつどい共催「バスで行く!GPセンターとならコープ新店舗見学ツアー」を開催しました
1月31日(水)、奈良県養鶏農業協同組合GPセンターとならコープ新店舗のコープ七条へ見学に行って来ました。当日はうららかなお天気の中、ディアーズコープいこまを出発し、まずGPセンターへ向かいました。
GPセンターの敷地内にバスが入る際、四方から消毒のシャワーの洗礼を受け、鳥インフルエンザ予防はこのような所から始まっているのだと感じました。バスを降り、靴底の消毒も行って建物内に入りました。GPセンターの担当者の案内で、卵の洗浄→検卵→計量→選別→包装の様子を目の前で見学し、その後、卵についてのお話を聞かせていただきました。産直卵の鶏は、ほとんどが開放鶏舎で飼育されていること、飼料として精製魚油を配合していてDHAなどの栄養素が通常の卵の2倍以上含まれていること、強制換羽という餌止めをせずにストレスをなるべく与えない環境を整えていること、そのために産直卵は殻がザラザラしていたり、薄かったりしていることを知りました。また、ストレスの少ない寒い時期の方が夏に比べて卵の味が良いことも知りました。話の途中に産直卵の温泉卵を試食しましたが、味の濃さを実感しました。
また、センターに搬入された卵は55度のお湯で洗浄し乾燥しているので衛生面にも優れていて、冷蔵庫に保管する時もパックのまま保管する方が良いとのことでした。サルモネラ菌の繁殖を考えて生食で食べるのは産卵から2週間が安全ということで、卵の賞味期限はその日付になっているそうです。ちなみに、消費期限に産卵の日付も記載しているのは産直卵だけだそうです。担当者の「卵を生食で食べる文化のある日本で卵の生産工程が発達した」という言葉から、消費者に安心・安全な卵を届けているという誇りを感じました。




GPセンターでじっくり話を聞いた後は釜飯の昼食を取り、ならコープ新店舗のコープ七条へ向かいました。真新しくピカピカの店内は棚の配置もゆったりとした、LED照明の明るい印象のお店でした。店長さんに店内売り場のみならず、バックヤードも案内してもらい、裏から補充できる新しいタイプの陳列棚やノンフロンの冷凍棚、オゾン殺菌の装置など新しい取り組みの数々を説明してもらいました。最後に買い物をし、新しいセミセルフレジで自分で清算を体験をしたり、いろいろなことをたくさん聞いて知った一日でした。