コアノンでおなじみの(株)リバース(泉南市)見学に行ってきました
9月27日(水)、(株)リバースのトイレットペーパー工場見学に行ってきました。この工場は、その名の通り、紙、機密文書すべてのものをリサイクル!ゴミは一つも出ないんです!ほこりやインクのかすまでも燃料として使うという徹底ぶり。もちろんクリップやバインダーの金属のようなものも集めてリサイクル。しかし水を多量に使うので、その水をきれいにするためにたくさんの工程(微生物と単生物と沈殿)を繰り返して、金魚が住めるぐらいの厳しい基準の水質にもどすまでは大変です。ここ近年は、使う水の量を3分の1にまで削減することに成功したと言われておりました。すばらしい!
そして、もう一つの発見は、このトイレットペーパーは「エシカル商品」で、皆さんがお買い上げしていただいたら、その売り上げの1円をアンゴラの “CO・OPコアノンスマイルスクールプロジェクト”に寄付されるということです。このプロジェクトは、①トイレの設置 ②安全な水の確保 ③先生の育成の3本柱です。この案内をしてくれた営業の方も自らアンゴラに赴き、自分の目で確かめたというのでとても説得力があります。ちゃんと有効に使われているんだという確信が持てました。
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最後に見学者からの「リバースさんは生協以外の商品も作っておられるようだが、生協商品との違いってあるんですか?」という質問の答えは『生協さんの再生トイレットペーパーは上質パルプの配合率が高いんです。これはここで再生紙のトイレットペーパーを作り始めたときから決められた生協独自の基準に基づいているからで、他社にはないものですから』と言われておりました。「そしてふわっと感が出るようにエンボス加工をほどこしているのもうちの商品の特長です」と。
1日2,000トンの古紙を集め、1,500トンのトイレットペーパーを生産し、関西ではなんと15%の売り上げをしめる(株)リバースさんの自慢の工場。“ゴミゼロの生産工場”の鏡だと思い、感動の一日でした。大量生産大量消費に甘んじてきた私たちの生活。もちろん一生懸命ゴミ分別に努力してきたつもりですが、それを再生したものをちゃんと買って使うというのも私たちの使命だと改めて思いました。