吉野の豊富な水資源を活用。
力を合わせて挑戦する農作物づくり
吉野地方には、活用されていない水資源がたくさんあり、「奈良 桜よしの天然水」で使われている原水も、そのほんのひと握り。
私たち「ハートフルコープ よしの」は、この水資源をはじめとした吉野の豊富な自然を活用したいと考え、水耕栽培に取り組んでいます。
水耕栽培で収穫した作物はならコープの組合員にお届けしています。
水耕栽培って?
土を使用する代わりに、水槽を畑変わりとし、肥料の溶け込んだ水溶液で作物を育てる方法。
土を使わないので土壌の病害虫発生の心配がなく、きれいな水を活かした栽培が可能といわれています。
「ハートフルコープよしの」の水耕栽培第1号!フリルレタスができるまでを見てみよう
種を植える
4時間ほど水を含ませた後、穴を開けて水をふくませたスポンジに種を埋め込んでいき、種が発芽しやすいように工夫しています。
芽が出る
まだ肥料は入れず、水でどんどん育てていきます。
お引越し
土に混ぜる肥料と同様の養分が混ざった水溶液を満たした水槽にお引越し。ここでどんどん大きく成長していきます。
にじばいよう二次培養
隣の苗との間隔が広くなった層へお引越し。栄養をとりやすいようにして、成長を促していきます。
収穫!
約60gほどのみずみずしいフリルレタスに成長したころ、自分たちの手で収穫し袋詰めを行い、出荷します。
自分たちの手で育てた作物が、毎日少しずつ大きくなっていくところを見て喜んでいます。皆さんに「おいしいね」と言っていただけるよう、一生懸命育てます!
「ハートフルコープよしの」の従業員さんが、
初めて水耕栽培に挑戦
水耕栽培のプロに教えてもらいながら、ひとつひとつ、育て方を覚えている最中です。
種付けから収穫するまでひとつひとつの工程を覚え、確実に作業ができるよう、みんなで協力してがんばっています。