商品Q&A
その他
-
『古い消火器』の処分の方法は?
消火器には使用期限が記載されています。古くなって錆びたりしている消火器は、使用時に圧力に耐えきれず破裂することがあり、非常に危険です。イザという時のために確認しておきましょう。粉末ABC消火器・住宅用中性強化液消火器粉末ABC消火器などは一般のごみとして処分できません。ならコープの共同購入(こまどり便、受取ハウスを含む)では、定期的に消火器のご案内と廃棄方法のご案内をおこなっていますので、ご参照ください。
-
『夏季の配達商品』温度管理が心配・・・・
ならコープでは夏季に支所や店舗、夕食宅配での配送時および組合員宅での留守置き時を想定し、実際の商品を用いて温度測定の実験をおこなっています。これにより、適切なドライアイス量や保冷剤量を確認し、商品の温度が維持できるようにしています。ぜひ夏季も安心して、ならコープをご利用ください。また、お留守にされる際には保冷箱の貸し出しもおこなっています。お気軽にお申し付けください。
-
鳥インフルエンザって大丈夫なの?
鳥インフルエンザウイルスの自然宿主は、シベリアなどで繁殖する水鳥と考えられています。日本は鴨など渡り鳥の越冬場所・渡りのコースとなるため、冬場には国内の鳥への感染リスクが高くなります。こうしたことで心配される方も多いと思われますが、鳥インフルエンザウイルスに関して正しい知識を身につければ、過度な心配は不要であることがわかります。
(1)ならコープ取引先の養鶏場等での鶏への感染対策について
[1]鶏舎への野鳥の侵入を防止するために、防鳥ネットを張っています。
[2]人・車両による伝播防止対策として、鶏舎やGPセンターの入口で車両や靴、手指の消毒をおこなっています。
[3]産卵率の低下や死亡羽数の増加がないか毎日点検し、異常が認められた場合は、家畜保健衛生所に速やかに連絡を入れます。
※生産者は、懸命に感染防止に努力しています。
(2)行政による防疫について
[1]養鶏場等で感染が確認された場合は、家畜伝染病予防法に基づき、発生場所を中心に半径5~30キロ圏内にある養鶏場で飼育する鶏や卵の移動が禁止され、発生農場で飼育している鶏の殺処分や汚染物の処分等がされます。これは、あくまで、他の養鶏場への感染の拡大を防ぐための措置です。
(3)鶏肉・鶏卵の安全性について
『鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方』
(内閣府 食品安全委員会ホームページより抜粋)
鶏肉・鶏卵は「安全」と考えます。万が一、食品に鳥インフルエンザウイルスがついたとしても、現在のところ、わが国においては、以下の理由から、鶏肉や鶏卵を食べることによってヒトが感染することは考えられません。
・酸に弱く、胃酸で不活化すると考えられること
・ヒトの細胞に入り込むための受容体は、鳥のものとは異なること
・通常の加熱調理(全ての部分が70℃に到達すること)で容易に死滅するので、加熱すればさらに安全
・鶏肉・鶏卵は次亜塩素酸ナトリウムなどの殺案内書や商品に、食塩相当○○gとあるのは何?
食品で栄養成分の量や熱量に関する表示がされる場合は、栄養表示基準に定められた内容・方法で表示しています。ただし、その栄養成分表示に食塩の量は表示されません。高血圧などで塩分の取り過ぎに注意されている方は、栄養成分表示を確認されていると思いますが、栄養成分表示されている商品は、ナトリウムの量から計算した食塩相当の量をお知らせしています。
●計算方法は次のとおりです。
ナトリウム量(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g)
たとえば、左記の栄養成分表示が商品に記載されていた場合、食塩相当量は次のようになります。
245(mg)×2.54÷1000=0.6g
ただし、表示のナトリウムには食塩に由来するもののほか、グルタミン酸ナトリウム・アスコルビン酸ナトリウムなどに由来するナトリウムも含まれます。中華麺に使われている「かんすい」が心配です・・・
そもそも『かんすい』とは?
〔成 分〕
◎塩類溶液(アルカリ性)で、中華麺の製造にも用いられる弱アルカリ性溶液です。「炭酸カルシウム」「炭酸ナトリウム」「リン酸ナトリウム」などを混合してつくられます。固形・液状・粉末状のものがあります。
〔使用目的・効果〕
◎中華麺に特有の風味・色合い・コシを持たせる効果があります。
◎小麦粉中のたんぱく質に働いて柔らかく・弾力のある状態にします。一部を分解・味付けし、自然に淡い黄色にもします。また、でんぷんの老化を防ぐ効果もあります。
〔歴 史〕
◎もともとは中国の天然のアルカリ水を濃縮したものや、草木の灰汁を濃縮したものでした。昭和初期まではこれらのものが中国から輸入されていました。昭和20年以後はほとんどが日本で製造されるようになっています。
からだに悪くないの?
かんすいは、昔は粗悪品(高アルカリ性のもの)が出回りその腐食性から嘔吐や下痢などを引き起こすといわれました。1960年に食品添加物として「公定書」の中に成分が定められて製造されるようになっています。現在では胃荒れや下痢など毒性上の心配はありません。
生協の取り組みについて
1972年に即席めん類の日本農林規格(JAS)が改訂され、この中で「即席中華めん」(通称ラーメン・中華麺)には「かんすい」を使用することが規定されました(使用しないものは「即席和風めん」の規格に入り、無かんすいは「ラーメン・中華麺」と言えないことになりました)。日本生協連では、
ラーメンと同じ味にもかかわらず、無かんすい麺 (たまごつなぎラーメンなど)をJAS通り「和風めん」 と表示すれば、誤解を招く表示になってしまう
商品の規格そのものに食品添加物使用を義務づけるという点は納得できない
などから、その後も「無かんすい麺」としての開発をすすめてきており、そのことから「かんすい麺」「無かんすい麺」の両方を案内しています