核兵器廃絶と
世界平和の実現を
ウクライナ緊急募金と避難者への支援
2月24日に始まったロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻を受け、3月17日から5月末まで人道支援を目的に「ウクライナ緊急募金」を呼びかけ、組合員から多くの善意が寄せられました。寄せられた募金はウクライナ国内とその周辺国に避難した子どもやご家族のための支援に充てられることを目的に日本ユニセフ協会に送金しました。また、天理市に移住されたウクライナ人の家族を支援するため、天理市を通じて生活物資を提供しました。天理市並河市長から感謝状を受け取りました。
被爆・戦争体験の継承をテーマに「Oneピースかふぇ」開催
7月30日「消費生活協同組合の日」に被爆・戦争体験の継承をテーマに「第4回Oneピースかふぇinコープ真美ヶ丘」を開催しました。ならコープおりがみの会による平和の折り鶴制作、ならコープボランティアグループwithユニセフの会の展示、広島で被爆し、被爆者運動に尽力された日本被団協で岩佐幹三さんの生涯を描いた紙芝居や絵本の展示、読み聞かせ、憲法ビンゴ大会などを通じて平和について考える機会になりました。
被爆者救援募金の贈呈先を訪問
2002年から広島平和記念式典に合わせて被爆地広島を訪問する「ヒロシマの旅」を実施してきました。2022年8月に広島へ訪問した際はコロナ禍の影響もあり、ならコープ代表6人で被爆者救援募金の贈呈先である広島原爆養護ホーム舟入むつみ園および原爆被害者相談員の会へ募金を贈呈しました。現地では、広島平和記念式典や広島子どもの平和のつどい、原爆被害者証言のつどいに参加しました。
ユニセフ学習会「ちびっこ集まれ!!ユニセフの学習をしよう!!」を開催
夏休みに親子で学ぶ「ちびっこあつまれ!!ユニセフの学習をしよう!!」と題した学習会をならコープボランティアグループwithユニセフの会とともにコープなんごうで開催しました。奈良県ユニセフ協会から蚊帳・水がめ・地雷模型をお借りして、ユニセフ活動を子どもたちに知らせることができました。
憲法学習会
一人ひとりが考え判断できる力をつけることを大切にし、憲法改定が私たちのくらしにどのような影響があるのかなど、憲法を身近に感じる機会になるよう、「もし憲法が変わったら わたしたちのくらしはどうなるの?」をテーマに学習会を開催しました。
東日本大震災目的別募金
2011年10月から募金協力を呼びかけてきた「東日本大震災目的別募金」は、2012年から福島県生協連主催の「福島の子ども保養プロジェクト(コヨット!)」の支援を目的として呼びかけ、2022年度は98万4,403円の善意が寄せられました。募金は同プロジェクトの企画・運営に役立てられるために福島県生協連に送金しました。なお、プロジェクトは今後終了されることが決まり、ならコープは2022年度をもって同募金の取り組みを終了します。組合員からは12年間で累計4,621万8,355円の善意を寄せていただきました。あたたかいご支援・ご協力、誠にありがとうございました。募金は終了しますが、ならコープは引き続き「被災地を忘れない」取り組みを組合員とともにすすめます。