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CO・OP 商品図鑑CO・OP のむのむ乳酸菌飲料+Ca
CO・OP商品図鑑
大人もよろしく
 今回登場の商品、乳酸菌という判りやすいコンセプトに加えて「飲み飽きない」ことを目指して開発している。カルシウム添加は味や風味に影響が出やすく、乳酸菌飲料本来の味を損なわないよう試作を重ねての商品化だっただけに、「さっぱりしている」「しつこくない」と好評の声は多い。10本入りパックで求めやすい価格とあって、子どものおやつに最適。しかしその飲み口は、どうやら大人にもよさそうだ。
 ここに1枚の資料がある(日本乳酸菌学会の講演主旨)。富山県農林水産総合技術センター食品研究所との調査によれば、メーカー商品を使って乳酸菌(L.カゼイ菌)が実際に腸内へ届いていることが確認されている。「乳酸菌が腸管まで届き、腸管内の菌叢(きんそう)を変えることを示唆していた」とあり、飲み続けることへの期待感が高まる結果となった。大人のおやつとしても魅力的な要素を秘めているといえるだろう。
安心の製造
 工場は砺波平野の南部、たいへんのどかな立地にある。パノラマのように連なる彼方の山々。遙か立山連峰を望むこの地域では、良質な地下水が豊富。商品づくりにその清廉な水が使われていると聞き、製造への期待感がふくらむ。
 工場ラインでは最初に原材料を投入後、パイプラインとタンク内部での工程が続く。中身の液体がうかがえるのは、工程も終盤の充填ラインからだ。けれども
「ここは着色料に依存しない色づけ、香りづけに欠かせない重要な工程です。混ぜ合わせた原料の糖度を調整し、熱を加えて原料の中の糖分を焦がして商品特有の色をつけます」
「安定剤を使用せずに品質を維持するための重要な工程のひとつです。一定の圧力を加えることで、さまざまな成分がキチンと混ざるようにしています」 
そんな説明を聞いていると、商品はとても真面目に製造されていることがうかがえた。共同購入をベースとした計画的な大量生産が生み出した、低価格と品質・・・・「CO・OP のむのむ乳酸菌飲料+Ca」は、それを象徴する商品のひとつなのかもしれない。
ファクトリー
工程1
1. 原材料の投入
まずは脱脂粉乳、砂糖、ぶどう糖をミキサーに投入。その後、混合・溶解などの長いパイプラインが続く。
工程2
2.パイプとタンクと
製造はパイプラインとタンクの連続の中ですすむ。加熱、配合、発酵など重要な過程も、外からは見えない。
工程3
3.高速回転
空き容器に充填する機械。1周32本のノズルが高速で回転しながら中身を注入してゆく。
工程4
4.人の目でチェック
すみやかに充填作業がすすんでいるのかをチェックする作業員。不測の事態にも対応する。
工程5
5.電子機器でも
日付印字などのチェックは、スキャン機能を備えた電子機器などで迅速に検査する。
工程6
6.最後は冷蔵室で
包装作業がすべて完了すれば、冷蔵室で品温管理されながら出荷を待つばかりだ。
工程7
7.ちょっと拝見
品質管理セクションで見せていただいた「乳酸菌の原液」。これが巨大なタンクの中で活躍する。
工程8
8.欠かせない作業
製造タンク内での原液の発酵具合や製品の乳酸菌数など、日々の検査も品質を支える欠かせない作業のひとつ。
coop商品図鑑

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