さんぽみち
ならコープ
事業所地図 サイトマップ
加入のご案内 総合案内 商品情報 ならコープ夕食宅配 コミュニティ 決算概況・社会貢献活動 採用情報 お問い合せ早見表
トップ >>  商品情報 >>  商品こだわり情報 >>  2009年度バックナンバー >>  商品こだわり情報
line

関連項目
ならコープの商品事業の進め方
牛肉生産情報
農産物生産情報
商品Q&A
商品こだわり情報
食べる“なら”大和
コープ化粧品
CO-OPオーストラリアビーフについて

HOME
料亭の味 かつお風味白だし
料亭の味 かつお風味白だし
 

「白しょうゆ」へのこだわり

白だしは、名古屋の醸造メーカーがはじめてつくったといわれる。そのオリジナルは白しょうゆをベースに鰹節や昆布などの旨味を加えたもの。今ではさまざまなブランドが市場に登場、淡口しょうゆをベースにしたタイプも多数ある。
今回登場の商品のベースは白しょうゆ。旨味成分そのものは淡口しょうゆに分があるけれど、より淡く、まろやかな甘味と風味をもつこと・良質な鰹節や鯖節、昆布エキスの旨味をふくらませる「脇役」として好適なこと─白だしの原点にかえりたいとの想いが、選択の理由になった。
培った歴史や伝統とともに、醤油や味噌などの醸造では屈指のメーカー・フンドーキン醤油。九州では自社のみで製造と謳う、その白しょうゆづくりからレンズを向けた。

製造の現場で

白しょうゆは、小麦90%・大豆10%程度の穀類が素になる。それを原料処理したあとに種麹を入れて「麹(こうじ)」をつくる。塩水を入れて仕込めば(タンクで2ヵ月から3ヵ月ほど低温発酵・熟成)、トロリとした「もろみ」ができあがる。小さな機械では人の手で、大型機なら自動化で、もろみをうすい布の上に伸ばしては別の布をかぶせてゆく。やがてそれは何層にも積み重なり、圧搾機へ。上から大きな圧力をかければ、滴る琥珀色の液体─白しょうゆはこうして生まれる(濃口・淡口しょうゆも搾り方はおなじ)。
一方、熱水で満たされた釜では、巨大な円筒形のカゴに鰹節・鯖節(けずり節になったもの)を漬け込む作業がすすんでいた。商品の大きなポイントとなる鰹節と鯖節には、吟味した良品を使う。直線的に香りたつものなら、荒節でもよかった。ただ、奥深い旨味、ということになると事情がかわってくる。関東ではむかしから喜ばれるこの上質タイプに、荒節のような華やかな香りはない。そのかわり、じっくりと芯のある旨味をもつ。
しょうゆカゴを引き上げ、だしの抽出が終われば濾過器を通って配合・混合タンクへ。ここで食塩や砂糖、昆布エキスなどを調合して商品が完成する。容器への充填とラベリングが終われば出荷だ。

お得感もたっぷり

商品は、他とくらべてたくさんのだしが取れる設計になっている。たとえば、お吸い物なら10倍にうすめる(原液1:水9)ところが、この商品なら14倍(原液1:水13)といった具合。また、「だししょうゆ」としても使えるので、洋風から中華まで、工夫次第であらゆる料理を美味しくできる。
1リットルで、税込み500円を切って案内されることが多く、お買い得感が高いのも特長だ。

身近な加工食品だからこそ、こだわりたい中身がある。

「白しょうゆ」を生かして

九州では老舗のフンドーキン製「白しょうゆ」で
旨味を豊かに。

良質な「鰹節・鯖節」

どちらも吟味した良品を使用。
まろやかで奥深い味わい・旨味を追求。

「高倍率」でお得な一本

うすめる際の倍率が高く、
たくさんのだしが取れる濃厚仕様。

1.巨大な「もろみ」タンク

さすが九州一の醤油製造メーカー。醤油の素(もろみ)の貯蔵量もスゴイ。

2.もろみを布に包んで

タンクで熟成したもろみを、薄く布に伸ばす。包んだ布は圧搾機へ多数重なる。

3.醤油をしぼる

その重なった布の包みを圧搾機でしぼる。これで、醤油ができあがる。

4.白しょうゆの由縁

左が白しょうゆ、右が通常の醤油。この時点で、たいへん色がうすい。

5.できたての琥珀色

つくりたての白しょうゆはこんな色。だしの味を引き立てる、重要な「脇役」。

6.主役の登場

これは鰹のけずり節。鯖節とともに、上質品の使用で深みのある旨味を生む。

7.だしの抽出

けずり節やエキス類など、うまみの素をふんだんに使ってだしづくりが完了。

8.いよいよ出荷へ 

だしづくり〜濾過作業などを経て容器へ。おなじみのラベルで私たちに届く。

今月のレシピ
 
和みのポトフ

和みのポトフ

●材料(4人分)

大根・・・・1/2本、にんじん・・・・1本、ブロッコリー・・・・1株、
生姜・・・・1かけ、鶏むね肉・・・・1枚、酒・・・・大さじ1、塩・・・・小さじ1/4、
片栗粉・・・・大さじ3、白だし・・・・大さじ2、水・・・・5カップ

●つくり方

  1. 大根・にんじんは皮をむいて乱切りにする。ブロッコリーは房を切り食べやすい大きさに。生姜は皮をむいて薄切りにしておく。
  2. 鶏肉はそぎ切りにして酒と塩をふり、5分ほど置いてから片栗粉をまぶす。
  3. 鍋に白だしと水を入れて煮立たせ、野菜を加えてフタをし、10〜15分弱火で煮る。
  4. 鍋に鶏肉を1枚ずつ広げて加える。鶏肉に火がとおり、汁にとろみがついたら火を止める。

 

 

 

澄みきった美味

澄みきった美味

●材料(4人分)

えび・・・・4尾、水・・・・適量、塩・・・・ひとつまみ、
だし(白だし・・・・55ml、水・・・・640ml)、三つ葉・・・・4枚

●つくり方

  1. えびは尾を残して殻をむき、背ワタをとったら塩を入れた水で2分ほどゆがく。
  2. お椀にえびを入れ、沸騰させただしを注ぎいれて三つ葉をそえる。
 

 

もうひとつのパスタ

もうひとつのパスタ

●材料(2人分)

鶏もも肉・・・・1枚(200g)、塩・こしょう・・・・少々、オリーブ油・・・・大さじ1、
玉ねぎ・・・・1個、トマトの水煮缶・・・・1缶(400g)、 
白だし・・・・大さじ2、パスタ・・・・200g、水・・・・適量 

●つくり方

  1. 鶏肉を一口大に切り、軽く塩・こしょうで下味をつける。オリーブ油をひいたフライパンで皮のついた面を焼き色がつくまで焼き、いったん取り出す。
  2. キッチンペーパーでフライパンの油を軽くふき、くし切りにした玉ねぎ、荒くつぶしたトマト缶を入れて炒める。
  3. 次に白だしをまわし入れて鶏肉を戻し、フタをして中火で10分煮込む。
  4. 鍋にお湯を沸かしパスタを茹でる。お皿に盛り付けて完成。

line
Copyright (C) NARA COOP All Right Reserved.
line