そのたしかさは・・・・
このハンバーグ、手にしても特別なものには映らない。4種類の野菜が入っているようだけれど、牛肉を使っている様子はない。気軽に使える加工食品、価格なりに美味しければ・・・・あとは冷蔵庫の片隅に仕舞い込んで、あるとき「あっ、そういえばコレ買ってたんだぁ」−そんな光景も目に浮かぶ。 でも、この商品の背景には、たしかな「農」の姿がある。 国産4種の野菜は時期によって産地が変更になるとメーカーは念を押すが、椎茸以外はおよその地域が浮かんでくる。人参は長崎・鹿児島・北海道。ごぼうは九州。玉ねぎは佐賀と北海道。地元で仕入れる玉ねぎはメーカーに案内を依頼。伊万里の畑を訪ねると、独特の香りを風にのせて収穫の光景がひろがる。特別な栽培をしているわけではないが、ハンバーグに適した水分・糖度があるものが基準という。注目したのは作物の履歴管理。集荷場の玉ねぎには、それぞれ生産者などを記載した伝票がつく。その内容を二次元データコードでデータ化、工場では入荷内容のすべてを把握する。
想像を超えて
豚肉(千葉県産)をわずかに使うものの、商品のポイントは鶏肉。使用部位はムネ肉のほか、おもに骨間の肉を抽出する。魚や畜産類もふくめ、いわゆる中落ち部分の肉は旨味成分・コクに優れ、味わいがよい。ただ、これは商品が高品質・低価格であることの重要な要素でもあるだけに、どんな鶏肉を使っているのかは非常に気になる。 昨今の鳥インフルエンザ事情で多くの養鶏場が立ち入りを許可しない中、骨太有明鶏の生産者は実に明るく、そしておおらかだった。「自由に立ち入りはできんけど、そんなに弱か鶏ば飼ってるつもりもありまっせん」「鶏ば育つっとは我が子ば育つっととおんなじ」−その発言は休薬期間がゼロ(=最初から飼料に薬が入っていない)の肥育環境に象徴されている。ヨーグルト粉末をベースに、緑茶抽出物・カボチャ種子・ケイヒ(漢方薬などに使用)・ニンニク粉末を加え、さらに骨太で強健な鶏をつくるため、ミネラル豊富なカキガラで育つ鶏。肥育期間も一般よりは長めのようで、味わいは深い。 求めやすい価格、身近な加工食品は私たちの食卓に欠かせない。けれど、日々「口にするモノ・体の中に取り入れるモノ」の成り立ちを知ることが、実はどれほど大切であるか・・・・この商品の背景を追いかければ、それがよく見えてくる。なぜ、私たちは、ならコープを利用するのだろう・・・・答えはあなたが今日手にする、その一袋の中にある。
※写真は、JA佐賀・JAいまりなどの協力企業を含みます。
国産野菜の食感が生きる
玉ねぎ・人参・ごぼう・椎茸は、食感を生かした配合に。 鶏肉との相性も抜群。
ポイントは「骨太有明鶏」
休薬期間ゼロ(=最初から飼料に薬は入れない)で育つ、 健やかな鶏肉がポイント。
自然なソースのうまみ・甘味
保存料や化学調味料には頼らず、 自然な甘味を生かしたソースが自慢。
1.肉はミンチに
鶏のムネ肉・骨間の肉などは、工場内でミンチ状に加工する。
2.材料を練り上げて
ミンチ肉や野菜類を練り上げ、ハンバーグの生地をつくる。
3.ハンバーグの形をつくる
練った生地は成型機でカタを抜き、ハンバーグの形になる。
4.まずは表面を
次に高温の菜種油にサッとくぐらせ、まずは表面を固める。
5.じっくり中身を
最後はオーブンでじっくり焼き上げてハンバーグが完成する。
6.調味料の調合は
調味液は包装の段階で注入する。これは調合しているシーン。
7.手作業で丁寧に
ハンバーグは手作業で包材へ。その直後に調味液を注入する。
8.密封包装して完成
最後に真空包装して商品が完成、私たちの食卓へ届く。
レタスがうま〜い手巻きずし
●材料(5本分)
野菜のはいったハンバーグテリヤキ味・・・・1袋、 手巻き寿司用の海苔・・・・5枚、寿司飯・・・・適量、 サニーレタス・・・・適量、きゅうり・・・・適量
●つくり方
野菜大好き!ロコモコ風
●材料(1人分)
お好みの野菜(パプリカ・じゃがいも・ブロッコリー・アスパラ等)・・・・適量、 野菜のはいったハンバーグトマト味・・・・1袋、レタス・プチトマト・白飯・・・・適量、卵・・・・1個
とまとリッチどっぐ
●材料(パン2個分)
ドッグパン・・・・2個、 野菜のはいったハンバーグトマト味・・・・1袋、 お好みの野菜(レタス・トマト・きゅうり等)・・・・適量
●つくり方(1本ずつ)