さんぽみち
ならコープ
事業所地図 サイトマップ
加入のご案内 総合案内 商品情報 ならコープ夕食宅配 コミュニティ 決算概況・社会貢献活動 採用情報 お問い合せ早見表
トップ >>  商品情報 >>  商品こだわり情報 >>  2009年度バックナンバー >>  商品こだわり情報
line

関連項目
ならコープの商品事業の進め方
牛肉生産情報
農産物生産情報
商品Q&A
商品こだわり情報
食べる“なら”大和
コープ化粧品
CO-OPオーストラリアビーフについて

HOME
CO・OP 宮崎県特産 切干大根
CO・OP 宮崎県特産 切干大根
 

千葉から愛知、そして宮崎へ

かつては千葉県が主産地だった切干大根(千切大根)。やがて愛知県へと生産が移った明治の末頃、農家の次男・三男たちが宮崎県へ移住したことが、大きな転機となった。昭和20年以降は自動車や楽器産業などが愛知県で急速に発展したこともあって、大根農家が急減。今ではその大半を宮崎県で生産する。
切干大根に使う「耐病総太り」という品種は、やわらかくて甘味があり、とても大きくなる。ふかふかに耕した、水はけのよい畑に種をまくのは9月。気温が下がって季節風が吹きはじめる12月の末頃から収穫がはじまる。

変わらない「農」の風景

濃いみどりのさざめきへ、一礼するように大根を抜いてゆく人々。まるまると太ったそれを、その場で水洗いして木製の小さな箱へ。カタカタと発動機の音が鳴りはじめると、中では扇風機のように刃がくるくるとまわる。やがて千切りとなった大根が、いくつものひかりの珠を滴らせながら白く積み上がる─16年前(当時は、ならコープのプライベートブランド品)に見た畑の風景。あの時とおなじ空の下で大根がのびやかに育ち、陽を受けてかがやく葉は、りん、と音が聴こえてきそうにそよいでいる。
生産のしくみは、今もまったく変わらなかった。ちがうのは大根をその場では洗わないこと。農家の庭先で自動ブラシ機に入れたり、小屋の中で作業する。そのまま千切りもおこない、トラクターに積んでくる人が昔ながらの「手撒き」を続けていた。つめたく透きとおった風に吹かれながら、重いざるに腰を曲げて撒くおじいちゃん、おばあちゃん。その背中がだんだん小さくなって、あとに絹を想わせる白い帯が現れる。
逆にまるの大根をそのまま積んでやってくる人が、最近主流の機械撒きになる。トラクターの荷台には山積みした大根と、千切りするための機械が据えてある。お父さんがゆっくり、ゆっくりトラクターをすすめながら、お母さんが荷台の機械で千切りに。それはつぎつぎに干し台へ吹き飛んでゆく。

ぜひ、「守りたい」一品

工場では異物対策にたいへん力を注いでいる。天日での自然乾燥は「さまざまに飛んでくるもの」を避けられない。「色目」も乾燥状態によって変化がある。天気(=晴天)という難しい相手をうかがいながら、手間をかけ労力を惜しまない生産者たち。雨が降れば夜中でも飛び起きてシートをかけにゆく姿を、工場もよく理解している。異物だけでなく、見栄えの悪い部分を取り除く作業もすすめている。ただ、その上で価格を争点に海外産品や機械乾燥との競合がすすめば・・・・果たして商品の「未来」を決めるのは─?

誕生の季節の中で、今日も育まれる白い豊穣

うわべ・飾りではない「天日干し」

甘味のある青首大根(宮崎系・耐病総太り種)を、実直に天日乾燥。
特に一昼夜で乾きあがったものは色目も良く、最良の品質。

つくる人の一生懸命がぎっしり

畑の整備・大根づくりにはじまり、寒さに耐えての干し場作業、
工場での異物除去など、「一生懸命」がいっぱい詰まった商品。

ぜひ手にしたい逸品

干しあげることでリグニン(食物繊維)は生大根の10倍に。
和の定番食はもちろん、実は洋にも使える健康素材。忘れないでネ!!

1.とれたての大根を

美しい圃場でとれた青首大根を積み込む生産者。まるまると肥えた作柄に思わず笑顔。

2.きれいに洗って

収穫した大根の洗浄。外の小さな洗浄口からトラックの大根を投入、このように中で仕分けする。

3.いよいよ干し場へ

洗浄とカット(千切り)を終えた大根は、いよいよ干し場へ。最近はこのような機械撒きが増えている。

4.干した後は工場へ

天日乾燥した切干大根は、大きなビニール袋に入れて工場へ。一年分を冷凍保存して使用する。

5.一生懸命に異物を・・・・

からみあった切干大根から異物をチェック。すくいあげてはパラパラ落ちる一瞬をとらえる、射るようなまなざし。

6.除かれた「自然物」

自然のものを自然なままでつくる以上、このようなモノの混入は避けられない。でも現場は懸命に排除している。

7.計量は手作業で

繊細な計量はひとりひとりの手作業。当日は40グラム規格のものだったけれど、みんな、43グラムくらい入れてマシタ。

8.出荷まであと一息

袋詰め以降、出荷箱詰めまでの間、前後の金属探知機との距離も短く目視チェックも丁寧。安心感のある最終ライン。

今月のレシピ
 
西都の朝

西都の朝

●材料(4人分)

CO・OP 切干大根・・・・40g、ブロッコリー・・・・1株、鶏ムネ肉・・・・1枚、
タマネギ・・・・1個、バター・・・・大さじ2、小麦粉・・・・大さじ2、牛乳・・・・200cc、
水・・・・150cc、固形コンソメ・・・・1個、塩・コショウ・・・・少々

●つくり方

  1. 切干大根を水で戻し、食べやすい大きさに切っておく。
  2. ブロッコリーは食べやすい大きさに切ってゆがく。鶏ムネ肉・タマネギも食べやすい大きさに切っておく。
  3. 鍋を熱してバターと小麦粉を入れ、サクサクの状態になるまで弱火で炒める(焦げないよう注意)。
  4. さらに牛乳を少しずつ入れ、とろみがつくまで弱火で熱する。
  5. 水と固形コンソメを入れ、中火で熱する。鍋の側面がふつふつしてきたら鶏肉を入れる。
  6. 鶏肉の表面の色が変わったら、タマネギと切干大根を入れて10〜15分程度煮込み、最後にブロッコリーを入れ、塩・コショウで味を整える。

☆朝食にうれしい味。切干大根は長く煮込むと水分を吸収してしまうので、
焦げ付かないようご注意。

 

 

あなたのパンケーキ

あなたのパンケーキ

●材料(直径6センチで5枚程度)

CO・OP 切干大根・・・・20g、ベーキングパウダー・・・・小さじ1、小麦粉・・・・100g、
炒め用バター・・・・大さじ1/2、溶き卵・・・・1/2個分、牛乳・・・・100cc、溶かしバター・・・・15g、
砂糖・・・・大さじ1、サラダ油・・・・少々、お好みでジャム・粉砂糖・・・・少々

●つくり方

  1. 切干大根を水で戻し、かたく絞って水気をとり、みじん切りにする。
  2. 小麦粉とベーキングパウダーをふるいにかける。
  3. フライパンに炒め用バターを入れ、切干大根をぱらぱらになるまで炒める。
  4. ボールに溶き卵・牛乳を入れ、(2)を少しずつ加えザックリ混ぜる。
  5. (4)に溶かしバター・砂糖・(3)の切干大根を入れ、再度ザックリ混ぜる。
  6. できた生地を冷蔵庫で15〜20分寝かせる。
  7. フライパンにサラダ油を薄くひき、(6)の生地を中火で焼く。生地の表面にぷつぷつと穴ができたらひっくり返して2〜3分焼く。お好みでジャムや粉砂糖をかける。

☆正直、撮影で出てきた時は、無理矢理・・・・?でも、切干大根を入れると普通のパンケーキよりもっちりした感触に変身!!どんな高級なお菓子よりも、こういうモノ出してくれる人ってステキだなぁって。そんな味です。

 

 

ごはんを、ありがとう

ごはんを、ありがとう

●材料(お好みで)

CO・OP 切干大根・・・・20g、小松菜・・・・50g、ごま油・・・・大さじ1、
薄口しょうゆ・・・・大さじ1/2、いりごま・・・・大さじ1、七味・・・・少々、塩・・・・少々

●つくり方

  1. 切干大根を水で戻し、かたく絞って水気をとる。
  2. (1)の切干大根と小松菜をみじん切りにする。
  3. フライパンにごま油を熱し、まず切干大根を炒める。切干大根に火がとおったら、小松菜も一緒に炒める。
  4. 水分がある程度無くなったら、薄口しょうゆを入れ再度炒める。
  5. フライパンを火からおろし、いりごまと七味を入れ混ぜ、最後に塩で味を整える。

☆切干大根を先に炒めて、ごま油の香りを残すのがミソ。いいネ!!


line
Copyright (C) NARA COOP All Right Reserved.
line