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ならコープ葉とらずサンふじ
ならコープ葉とらずサンふじ

りんごは、秋の太陽と夜の冷気をたっぷり浴びて赤くなる。
そこで色のりをよくするため、収穫前には実のまわりの葉を摘み取ることが一般的だ。
しかし、りんごを切ったときに現れる、ほんのり透明で黄色い部分・・・・
いわゆるミツは、木々の葉のでんぷんが素になっているといわれる。
その部分が蜂蜜のように甘いわけではないが、
蓄えられた糖分が飽和してあふれた状態であることを考えれば、
「蜜入りりんご」が喜ばれるのもうなずける。
ならコープの産直りんご・葉とらずサンふじの生産地では、りんごの葉を一枚も摘まない。
秋色の葉陰を映すその実にも、美味しさが詰まっていることを
生産者たちは知っているからだ。
真っ赤なりんご・ほんのり赤いりんご、自然が決めた彩りの中で、
彼等が求めていたのは、見栄えではなく「味と品質」だった。

CO-OP 北海道つぶコーン
香りと味の「葉とらず」りんご
津軽の「じょっぱり精神」で、見栄えよりも味を追求。
葉を摘み取って赤さを求めるのではなく、
りんごの実をまわして栽培。
できるかぎり自然に
微生物応用資材を中心に取り組む土づくりで
「りんごの樹」の抵抗力を強め、散布農薬の削減へ。
「GAP」ですすむ先進性
Good Aguricultural Practice(=GAP/適正農業規範)
による栽培管理基準をすすめ、海外でも認められた
安全果実の生産を推進。



見ばえより味の「じょっぱり」りんご。

「林檎の色」の物語


りんごの収穫
りんごの収穫
葉とらずりんごは、ギリギリまで樹で熟します。この日(昨年11月13日)の翌々日には降雪の予報が・・・・果実が凍結する前に、収穫を急ぎます。

葉とらずの森
葉とらずの森
園地によって葉の繁り具合はさまざまですが、これは「葉とらずの森」を象徴するワンカット。りんごの色のりも、ほんのりやわらかです。

集荷場での選別
集荷場での選別
岩木山麓の各園地から出荷されたりんごは、(株)農業支援の集荷場で選別、貯蔵します。これは、最初の選別作業です。

2台のセンサーでも
2台のセンサーでも
糖度やりんごの果皮・果肉の状況は、2台のセンサー&コンピュータでもチェック。写真中央の小さな入り口は、糖度センサーです。

もとは病気予防だった袋がけ作業を、陸奥(むつ)という「青い林檎」にためした生産者がいた。すると、陸奥は真っ赤な林檎に変身した・・・・
昭和30年代の後半から凋落をはじめた林檎生産。昭和43年には、莫大な数が山野に投棄された事もあったという。その真っ赤な陸奥は、生産者たちにとって救世主となった。都会でもてはやされ、高額で取り引きされたからだ。
林檎には赤・黄・緑の3色がそなわり、太陽と季節の温度変化で色が変わるといわれる。夏にたっぷり太陽を浴びれば黄や緑が強くなり、秋の日ざしと低温で赤くなる。陸奥の場合は、実が小さな夏の時期に袋がけで太陽をさえぎり、緑や黄の発色を防いでいた。
見た目で売れることを知った生産者たちは、競って色と形のよさに没頭した。それは、ふじや王林など他の品種にもひろがった。味や香りは置き去りにされた。
「これではいけない・・・・」と危惧する声があがりはじめたのは昭和40年代の後半。青森県りんご試験場を中心に「青い陸奥」づくりへの原点回帰がはじまった。しかし市場の反応は厳しく、値段は相場の一割にも届かない。それでも、弘前市の青果商・大鰐青果の片山氏が販路拡大に名乗りをあげたことで光が見えた。灘神戸生協(現・コープこうべ)が産直に取り組んだことで、大きなはずみがついた。当時の生協組合員は、その味の良さと低価格に驚いた。
この流れはやがて日本中に波及した。後に定着したサンむつ、サンふじなどの名も「サン=無袋」に由来している。今回、誌面にとりあげた国光とデリシャスの交配種「サンふじ」は、今や最も人気のある林檎のひとつへと成長した。

けれども、人はやっぱり真っ赤な林檎に惹かれるようだ。サンふじも、なるべく色づきがよいようにと、今度は林檎の木々の葉を摘むことが定着した。また、かつての状態に・・・・?「それでは、いけない」と立ち上がった生産者がいた。色は自然が決めればいい。美味しさへの追求を忘れてはならない。
そうして彼は地元の有志とともに「葉とらず林檎」の栽培に取り組んだ。選果場ではコンピュータとの連動で糖度・果皮・果肉の状態把握を素早くおこない、仲間へ収穫時期などの調整を相談できるしくみを整えた。海外出荷に取り組みながら、生産者たちのGAP(※)取得もすすめている。
信念一本槍ではなく、経済や合理性を考えるところは、あの昭和時代、原点回帰に取り組んだ人々とはちょっとちがって映る。でも、彼・・・・大鰐青果・片山氏の息子とその仲間たちには、「じょっぱりの血」がやはり流れているにちがいない。

■参考/暮らしの手帖70(1981年・早春号)
※GAP:Good Aguricultural Practice(適正農業規範)
※じょっぱり:津軽弁で頑固者の意







焼きりんご

焼きりんご

●材料(4人分)

りんご・・・・4個、バター・・・・10g、シナモンシュガー・・・・10g、
クッキー・・・・2〜3枚(手で少しこわす)

●つくり方

  1. りんごは底がぬけぬよう芯をくりぬく。皮が破けないようフォークでところどころをつついておく。
  2. シナモンシュガー・バター・クッキーの順に、りんごの芯を抜いた後につめていく。
  3. アルミホイルですっぽりつつみ、オーブンで20分ほど焼く。りんごの大きさやオーブンにもよるが、外から竹串をさして焼き具合をたしかめる。すっと通ればできあがり。

◆◆◆

アップルハンバーグ

アップルハンバーグ

●材料(4人分)

合びき肉・・・・600g、リんご・・・・1/4個、玉ねぎ・・・・1/2個、卵・・・・1個、
牛乳・・・・10ml、パン粉・・・・少々、人参・・・・200g、
塩・こしょう・サラダ油・バター・・・・適量、クレソンの茎・・・・適量、
アップルソース(おろしりんご・・・・50cc、おろし玉ねぎ・・・・50cc、
ウスターソース・・・・100cc、トマトケチャップ・・・・50cc、
赤ワイン・・・・10cc、砂糖・・・・10g)

●つくり方

  1. 合びき肉はよくまぜて塩・こしょうをし、リんごと玉ねぎのみじん切りを加え、とき卵に牛乳を入れ、最後にパン粉を混ぜる。
  2. フライパンにサラダ油を入れ、真ん中を指で少しくぼみをつけてから肉を焼く。はじめは強火あとは中火に。ひっくり返してからは蓋をしてよく焼く。竹串をさして肉汁が出なくなったらよい。
  3. アップルソースは全材料をコトコト煮て作る。
    ※好みで材料の量をきめてよい。子ども用は、赤ワインを本みりんに代える。
  4. 人参はひたひたの水にバター5gほど入れて煮る。
    ※人参嫌いの子どもには、人参をりんごジュースで煮ると喜ばれます。
  5. ハンバーグにアップルソースをかけ、人参のグラッセとクレソンの茎のソテーを添える。

※アップルソースは作り置きして他の料理にも使えるよう量を多くしてあります。

 残ったらビンに入れ、冷蔵庫で保存してください。


◆◆◆

アップル・ルビー

アップル・ルビー

●材料

りんご・・・・1kg、水・・・・1リットル、砂糖・・・・1kg、レモン汁・・・・1/2個分

●つくり方

  1. 鍋に皮付きのまま適当な大きさに切ったりんご・水を入れ、中火で1/3ほどに煮込む。
  2. 冷めないうちに布で漉して滴らせる(この時、無理に押しつけない)。
  3. 溜まったうす茶色の液体に砂糖・レモン汁を加え、強火で煮詰めていき、とろみがつけば完成。

◆◆◆

ヘルシー蒸しぱん

ヘルシー蒸しぱん

●材料(4人分)

ホットケーキミックス・・・・200g、卵・・・・2個、牛乳・・・・40ml、サラダ油・・・・20ml、
人参・・・・100g、りんご・・・・1/2個、チーズ・・・・60g、レーズン・・・・少々

●つくり方

  1. 人参は細かく切り、電子レンジで2〜3分加熱しておく。
  2. リんごは皮をむき1センチ角くらいに切り、チーズも同じように切っておく。
  3. ボールに卵を割りほぐし、牛乳・サラダ油を入れ泡立器でホットケーキミックスを加えてまぜる。
  4. (3)と(1)と(2)をまぜ合わせる。その上にレーズンを散らす。
  5. アルミケースに(4)を等分して入れ、蒸気の上がった蒸し器で、強火で約10分蒸す。

◆◆◆

豚肉と玉ねぎのりんご煮込み

豚肉と玉ねぎのりんご煮込み

●材料(4人分)

豚肉肩ロース・・・・400〜500g、玉ねぎ・・・・4個、りんご・・・・2個、バター・・・・40g、
水・・・・200cc、塩・こしょう・マスタード・・・・適量、ブロッコリー・・・・1房

●つくり方

  1. 豚肉は2センチほどの厚さに切り、少し強めに塩・こしょうをふる。
  2. 玉ねぎは薄切りに、りんごは皮をむき1センチほどの拍子木に切っておく。
  3. 鍋にバターをとかし、豚肉の両面を軽く焼く。
  4. 豚肉をとり出し玉ねぎの半量を入れて炒める。その上に豚肉をのせて水を加え、残りの玉ねぎを入れゆっくり煮込む。
  5. 肉に串をさして、すっと通ればりんごを加える。実がくずれかけた頃にとり出して肉とともに盛り付ける。
  6. ゆでたブロッコリーをつけ、マスタードを添える。
写真・文/村上 実樹

 


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