鮮度と品質
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レバーの整形作業
食べやすいサイズ・カタチにするため、レバーをひとつひとつ丁寧に加工してゆきます。その手元をちょっと拝見・・・・ |
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包丁の刃先には・・・・
これは心臓。小気味よい歯ごたえと匂いの無さで、焼き鳥屋さんでも人気の部位。こんなふうに、丁寧な作業がつづきます。 |
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生姜の皮も手作業で
生姜は商品を美味しくする大きなポイントのひとつ。その皮むき加工も、ご覧のように手作業です。まるで、おかあさんが作っているみたい。 |
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心を込めて
最終の仕上げとして注入するタレ。ここでも機械とともに人の手で丹念な作業がつづきます。美味しいタレを心込めて仕込んでゆきます。 |
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むかしから関西の生協で利用されてきたメーカーのひとつに、マルイ農協グループがある。鶏の肥育・加工では九州屈指の存在で、その評価も高い。(株)鹿児島マルイ商事は、その子会社にあたる。
今回登場する商品の原料も、90%以上が親会社の鶏から生まれたものだ。
健やかでフレッシュなこと・・・・とりわけレバーではこの条件が「基本中の基本」になる。一貫生産・管理のもとで健康に育った鶏。工場では前日まで生きていたそれを、翌日には加工(日・祝日が間に入る場合を除く)している。消費者にはなかなか見えないが、こうした背景も美味しさには欠かせないポイントだ。
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手づくりの味?
チルドで搬入されたレバーは、ひとつひとつ手作業で包丁が入る。食べやすい大きさにカットするためだ。味付けのポイントになる生姜の皮むきも手作業。包装直前のラインでは、タレの注入まで作業員の手でおこなっている。機械まかせにしにくい食材ということもあるけれど、一連の作業は実に丁寧。まさに手づくり感あふれる生産現場で商品が生まれている。
レバーといえば、その独特の風味を苦手にするむきも多い。工場では鶏肉処理場で一度血抜き・水洗い処理したものを再度水洗い、ボイル処理する。このように下ごしらえしたものに、生姜(主な産地は長崎・四国など)の効いた特製のタレでうま煮に仕上げるのだ。鹿児島・藤安醸造の「生揚げしょうゆ」をベースにした味つけは、この商品のための独自開発品。試行錯誤の末にメーカー担当者がうなずいた味は、誰にでもなじむ風味のよさを実現している。
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さらに美味しく
栄養価の高い鶏レバーを食べやすく仕上げた「若鶏のレバーうま煮」。メーカーからは「毎週、楽しみにしてます。レバーの料理は苦手で、でも貧血があったりで・・・・ニラやもやしを入れて、炒めて食べたら美味しかったです。レバーには味がついているので気にいりました」という組合員の声も紹介してもらっている。
今回誌面に登場したレシピでは、唐揚げカレー風味が圧巻。レバーのニオイは、まず判らないだろう。次に感心したのはトマトのオムレツ猟師風レバーソース。焼き卵との相性はバツグンで、一度はつくってみたいメニュー。商品はレバー本来の味わい・食感のためワンフローズンで製造されているが、そんなこだわりも舌の上で生きてくる一皿だ。
チャーハンやほうれん草の和え物もふくめ、実にカンタン・手軽で美味しく栄養がとれる今回の商品。だまされたと思って、一度おためしを。
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