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ならコープ環境配慮商品基準


1.はじめに

 これまで環境負荷を削減するCOOP商品を「環境にやさしい商品(現在の環境配慮商品)」と認定し、「環境統一マーク」をつける取り組みを始め、(財)日本環境会の「エコマーク」とともに、環境負荷を削減する商品を認定してきましたが、社会的に環境に配慮した商品のレベルも高まってきたことで、COOPの環境配慮商品だけが、特別に環境負荷が低いと言い続けることは難しくなってきています。そのため、これまで自ら定めた自主基準に基づき運用をしてきましたが、日本生協連の環境配慮基準と環境のマーク見直しに伴い、ならコープも社会的に認知された外部の基準と仕組みを導入していきます。

2.ならコープの環境の取組

  1. ならコープは創立以来環境問題に取り組み、2003年には環境マネジメントシステム14001を取得しました。ならコープの環境の取組としては、CO2排出量削減に取り組み、事業に伴って排出する二酸化炭素削減対策を、毎年削減目標を設定し積極的に進めてきました。店舗事業においては、冷ケースの入れ替えや天井照明・スポットライトのLED電球取り替え、飲料関係の冷ケース稼働時間設定の見直しを実施し、CO2の排出量を2009年度比45tの削減をおこないました。
  2. 無店舗事業では、使用燃料削減をコース効率の取組から2010年度下期に3コース分を削減、BDF(バイオディーゼル燃料)車両は、5台増車し、2009年度比23.21tの削減をおこないました。
  3. 日本生協連の「環境配慮商品」を基に「環境配慮型商品の定義と基準」(2005年・2009年に改定)を設定し、環境に配慮した商品の普及を進めてきました。無店舗事業では「くらしのパートナー」で、洗濯洗剤(おおぞら、セフター)の利用の呼びかけをおこない、店舗事業では、6月・10月に環境月間を設定し、全店舗で環境配慮商品の普及に取り組んできました。
  4. また、日本生協連が環境配慮商品基準から「石鹸、複合石鹸」の環境マークをはずすことを、2004年の全国商品事業委員会にて決定したことを受けて、ならコープでも2004年10月理事会で、ならコープの「環境配慮型商品の定義と基準」について修正することを確認しました。ならコープは、創立当初から洗剤の普及活動として環境問題を考える上で「よりよい洗剤の利用運動」を進めてきました。その中では、界面活性剤の使用量を減量化する取組をすすめるのと、より肌への刺激性の少ない石鹸の利用を進める取組をおこなってきました。このような取組の中で、環境配慮商品の利用が広がってきましたが、社会的に認知された環境基準やマークとの違いが一部あり、わかりにくさがあったことから、社会的に認知された基準や表示への見直しをおこないます。

3.環境配慮商品基準と環境マークについて

  1. 環境配慮基準
    1. ならコープの考える「環境配慮商品」とは、「CO2削減」「生物多様性」「リサイクル」のいずれかに配慮された商品です。
      「CO2削減」商品:商品の原料生産から原料の輸送、商品の製造・流通・販売して消費者が使用して廃棄するまでの商品のライフサイクル全体を通じてCO2を低減する商品。
      「生物多様性」が保全された商品:有機・特別栽培、MSC、FSCなど自然共生をめざす商品。
      「リサイクル」商品:醤油ビン、牛乳パック、卵パックなど容器包装などの回収とリユースなど省資源・容器包装削減に役立つ商品。
    2. エコマーク、有機JAS、特別栽培農産物、MSC、FSCなど、社会的に認知された外部基準を環境配慮商品基準とします。
    3. 社会的に認知された外部の基準と仕組みを積極的に導入することで、より客観性を追及し、社会的な標準として外部基準・仕組みの広がりとレベルアップに貢献します。
      エコマーク− エコはエコロジーの略。フロンを使用しないスプレーなど、資源の再利用による商品や環境保全型の商品につけるマーク。環境省の指導のもとに財団法人日本環境協会が認定する。
      MSC− 「海のエコラベル」と呼ばれる持続可能な魚の認証の仕組み。水産資源を将来にわたり持続可能に利用するために、魚を獲る量などを管理し、その魚を流通させ、消費者に届ける認証制度。
      FSC− 適切な森林管理による木材や紙などの認証の仕組み。森林を適切に管理し、そのような森林から生産された木材を使って製品を作り、流通させ、消費者に届ける認証制度。
      有機JAS− 農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています。
      特別栽培農産物− 農薬・化学肥料の使用回数がその地域で一般的に使用している回数の2分の1以下で栽培した農産物。
    4. ならコープが取り扱っている商品の多くは、コープきんき事業連合によって企画・開発・調達されているものです。コープきんき事業連合と協同で、環境負荷の低減を勧めていきます。また、コープきんき事業連合の商品の開発等に環境配慮の視点が強化されるよう働きかけを強めていきます。
    5. ならコープの独自調達商品も含め、環境配慮の視点を強化していきます。
    6. 環境配慮商品で、外部の基準に該当しない商品は、環境配慮商品から外します(電子レンジにも強いラップ、ノンフォーム歯みがき、「ちょこっとエコ食品」など)。
      *エコマークの取得が困難な再生原料使用品は、COOPおおぞら袋1.1kgで、廃油使用のエコマーク類型基準の「原料油脂は廃食用油100%」の基準クリアが難しいため環境配慮商品より外れます。
      *環境配慮商品から外れる商品のうち、COOP電子レンジにも強いラップなど現在の塩素系物質を使わない商品類型に該当する商品につきましては、カーボンフットプリント認証の取得を目指していきます。
  2. 環境マークについて
    1. 環境マークについては、社会的に認知されたエコマーク、有機JAS、特別栽培農産物、MSC、FSC の基準をクリアし、それぞれの認証を取得した環境配慮商品には、それぞれの認証マークをつけます。
    2. 新たな基準に照らし、環境配慮商品から外れるものについては、2010年10月から環境配慮商品マークを外していきます。該当する商品は、現行の環境配慮商品基準の中で、「ちょこっとエコ食品」「汚水の汚れの抑制」「塩素系物質を使わない商品」「エコマーク取得が困難な再生原料使用品」です。

(2012年4月 現在)



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