絆の森整備事業とは、「森林と人との共生」を目的に、森林の所有者が所有森林を解放し、市民参加型による森林の造成を推進するため、広葉樹などの郷土の樹種の植栽や不要木の除去などを行う国の助成事業です。

 里山保全活動に参加を呼びかけ、植林、間伐、整備作業を実際に体験することで山間部のくらしに理解を持ち、自然との共生を考えるために、ならコープは2007年から協賛しています。年に3回(6月・11月・3月)吉野郡黒滝村で開催し、奈良県南部農林振興事務所職員である「絆の森事業主体」田中正臣さん所有の里山で活動をおこなっています。

 12月7日(土)、里山で伐採した杉の木を使って「クリスマススギー(ツリー)」装飾品づくりを開催しました。講師の先生の指導のもと、里山から採取したひかげのかずら、青つづらフジ、まんぎょう(赤)、ひいらぎを使って、麦のストロー星飾り・麦わらのハート飾り・つるでミニリース・木の実の飾りなどを作りました。最後に、前回開催時に植菌したしいたけを採取し、おみやげとしていただきました。

 

絆の森整備事業(市民参加型森林整備・市民開放タイプ)を開催しました
絆の森整備事業(市民参加型森林整備・市民開放タイプ)を開催しました
絆の森整備事業(市民参加型森林整備・市民開放タイプ)を開催しました
絆の森整備事業(市民参加型森林整備・市民開放タイプ)を開催しました

次回は2020年3月に、「キノコの植菌」を予定しています。詳細は、ならコープ機関紙「あをがき」2月号にて案内を予定しています。