平成27年度7月に、奈良県HACCP自主衛生管理認証制度、通称「ならハサップ」が施行されました。制度施工以降、HACCPの必要性や認証制度の内容などについて、食品関係事業者により理解を深めていただくため、「HACCP導入研修会」を奈良県食品安全・安心懇話会の後援、および奈良県関連部門の支援を得てNPO法人奈良県HACCP研究会（事務局：ならコープ品質保証室）主催で開催してきました。今年度は7月12日（水）、奈良県産業振興総合センター（奈良市）で開催しました。
 
研修会に先立ち、NPO法人奈良県HACCP研究会理事長　坂上氏から「これからは食品安全のグローバルスタンダードのHACCP手法の普及が不可欠。研究会も県と協働して“ならハサップ”普及に取り組んでいる」と挨拶がありました。続いて、奈良県消費・生活安全課参事　中谷氏から「奈良県HACCP自主衛生管理認証制度（ならハサップ）について」、アース環境サービス（株）学術部次長　市原氏から「HACCP導入にむけての足場固め」について講演がありました。また昨年12月、ならハサップ創設後初めて認証された5社の中から、（株）味の大和路フルックスグループ理事　品質技術本部本部長　秋穂氏が「ならハサップを認証取得してみて」と題し、認証取得の目的や取得後の状況について報告されました。
 
ならコープでは今後も引き続き県内の食の安心・安全の普及、啓発に取り組んでまいります。