第45回通常総代会で森宏之の退任に伴い、理事長に選任され就任いたしました中野素子です。日々のくらしと生協利用の実感、組合員活動や会議の場への参加、取引先様、行政、地域の諸団体様との連携、組合員・役職員と協同する日常、あらゆる場面で学びながら、理事会メンバーと共に理事会の審議に真摯に臨んでまいりました。さらなる重責となり、身の引き締まる思いですが、全力を尽くす所存で努めてまいります。

さて、ならコープは今年度創立43年となります。27万人の組合員が出資し、利用し、運営する生活協同組合です。この間の設備投資や新規事業の取り組みを広め、既存事業同様しっかり地域に根付かせていくことが、奈良県の過半数近くの世帯がご加入いただく生協の重要な社会的役割でもあります。そのために、生協の主体である組合員に生協理解をきちんと広げ、組合員参加を深めていくことを改めて大切にしたいと考えています。

組合員が生協の運営に主体的に参加することで、生協理解を深め、組合員同士話し合い、組合員のくらしをよりよくするための生協活動を推進することができます。生協をどんどん利用して感想をならコープに届けたり、その中でよかったと思うこと、組合員活動への参加の呼びかけをお友達にすることなどで、組合員自ら協同組合に参加する仲間を増やしていくことが、生協としての発展に欠かせません。

組合員が楽しくいきいき利用し参加できること＝組合員のくらしがよくなる＝ならコープの発展となるよう、組合員のみなさまと共に考え、役職員一同頑張ってまいります。