国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は11 月30 日、エチオピアのアディスアベバで開催された無形文化遺産保護条約第11 回政府間委員会において、「共通の利益の実現のために協同組合を組織するという思想と実践」のユネスコ無形文化遺産への登録を決定しました。
 
決定にあたってユネスコの委員会は、協同組合を「共通の利益と価値を通じてコミュニティづくりを行うことができる組織であり、雇用の創出や高齢者支援から都市の活性化や再生可能エネルギープロジェクトまで、さまざまな社会的な問題への創意工夫あふれる解決策を編み出している」と評価しています。
 
今回の登録は、全世界で展開されている協同組合の思想と実践が、人類の大切な財産であり、今後さらに発展させていくことへの期待も込めて、評価されたものと考えます。
 
ならコープは今後も協同組合の仲間と連携しながら、よりよい地域社会づくりに貢献できるよう活動を続けてまいります。
 
→日本生活協同組合連合会【協同組合がユネスコの「無形文化遺産」に登録されました】