2011年3月11日、10mを超える津波が岩手県陸前高田市の市街地をのみこみました。NPO法人桜ライン311は、後世の人々に津波から身を守る目印となるよう、2011年11月より市内170kmに渡る津波到達地点に10m間隔で桜を植樹しています。
 
 ならコープは2014年からこの活動を応援し、6年目となる今年は11月30(土)の植樹会に組合員、職員など18人が参加し、桜の苗木を植えました。今回の植樹を終えて、累計1700本となりました。また、ならコープから桜ライン311の岡本代表へ運営資金支援として20万円(目録)を贈呈しました。

 

NPO法人桜ライン311の植樹会に参加しました
NPO法人桜ライン311の植樹会に参加しました

 参加者は民泊を体験し、現地の方と親交を深めました。

NPO法人桜ライン311の植樹会に参加しました
NPO法人桜ライン311の植樹会に参加しました

 翌12月1日(日)には高田松原津波復興記念公園を訪れ、東日本大震災津波伝承館を見学しました。同館では、三陸の津波災害の歴史や東日本大震災津波、復興の取り組みに関わる資料が展示されています。今、目の前に広がる海は穏やかですが、当時の被害に思いを馳せ、祈りを捧げました。

NPO法人桜ライン311の植樹会に参加しました 高田松原津波復興記念公園
NPO法人桜ライン311の植樹会に参加しました 奇跡の一本松

~参加者の声~
・東日本大震災津波伝承館は映像を見ても資料を見ても本当に涙がでてきました。民泊では親睦を深めることができてよかったです。来年以降も続けていただきますようお願いいたします。ぜひ参加したいです。
 
・震災後8年が経って情報も少なくなった今、伝承館を見学し、改めて自然の力を再確認し、身が引き締まる想いでした。民泊では暖かい交流ができて人と人とのつながりの大切さを実感させていただきました。生協がこのようなプロジェクトを企画してくださって感謝します。3年後、5年後、10年後に植えた桜を見に行きたいと思います。 
 
・初めて参加させていただき、改めて震災がもたらした被害や人の生活を一変させたことを感じました。8年経ってもその傷跡は残っており身の引き締まる想いでした。今回、見て聞いたことは一人でも多く周りの人に伝えないといけないし、津波があったことを知らない子どもたちにも伝えていきたいと思いました。


認定NPO法人桜ライン311ホームページ