商品Q&A

冷凍加工

  • 『CO・OP 具たっぷり豚まん』調理したが、1個だけ硬くなった・・・・

    電子レンジでは豚まんどうしの間隔が狭いまま加熱すると、加熱ムラが発生して一部が過剰な加熱状態となり、生地が硬くなることがあります。また、蒸し器でも蒸気が充分に当たらず加熱が不十分となった場合や、加熱中に水滴が掛かって生地が膨らまないと硬くなることがあります。電子レンジでは、豚まんどうしの間隔を広く取って加熱しますと、ふんわり仕上がりやすくなります。蒸し器では、ふきんなどで水滴が豚まんに落ちないようにし、豚まん同士の間隔をあけて、充分蒸気が当たるようにすることをお勧めします(包材表示にはそれ以外の加熱方法のコツも記載されていますので、ご参照ください)。

  • 『冷凍食品』冷凍庫から取り出すとパンパンに・・・・

    今回の事例は、「昇華現象」による変化と考えられます。冷凍品で発生する現象で、冷凍庫の扉の開け閉めなどで保管中に温度変化が起こり、食品の表面に付いた細かい氷の粒が「昇華」(氷から水にならずに直接、気体になる現象のこと)により、パッケージ内の空気の体積が増加することがあります。品質には問題はありませんので、ご安心ください。

  • 『冷凍巻き寿司』自然解凍したが、ご飯が白くて硬く、パサパサ・・・・

    本品は表示にもあるとおり、電子レンジで解凍もしくは、室温18℃で4時間程度で自然解凍する必要があります。しかし低温解凍、たとえば冷蔵庫で解凍された場合(10℃以下の環境)は、パサパサの硬い状態となります。状況によっては、軽度であれば再度温めることでふっくらとしたご飯に回復しますが、ロウのように硬くなるところまで進行した場合、回復しなくなります。今回は何らかの事情で10℃以下の環境に長く置かれたと推察します。解凍の際は、必ず表示にご注意いただきますようお願いいたします。

  • 『CO-OP紅茶のシフォンケーキ』届いてすぐ冷蔵庫で解凍、舌をさすような食感が。

    ドライアイスからの炭酸ガスがクリームの気泡中に溶け込み、舌をさすような感じを受けたものと思われます。メーカーで現物と正常品と比較し食味検査をおこなったところ、4人の検査員とも、味については異常は見られないと一致し、微生物検査の結果からも異常は見られませんでした。輸送中にドライアイスを製品の箱と隣接保管すると、箱の外側のシュリンク包装(収縮タイプのフィルム)は元々小さな穴が開いているため、ドライアイスからの炭酸ガスがクリームの気泡中に溶け込み、酸味・辛味を感じる事があります。現在使用されているドライアイスは、ほとんどが純度100%の炭酸ガスで、炭酸飲料水に使用されているものと同じであり、舌にピリピリする食感を与えますが人体に害はありません。炭酸ガスは冷蔵庫で解凍後3時間以上経てば抜けると考えられますが、気になる場合は、シュリンクフィルムを外した状態で1晩冷蔵庫に保管してからお召上がりください。

  • 『CO・OP 冷凍かき大粒徳用』黄色や茶色になっている。食べられるの?調べてください。

    かきが黄色や茶色になる事例には、いくつかの原因が考えられます。
    (1)まず、餌である植物性プランクトンが原因となる事例です。ちりめんにも、黄色・オレンジ・ピンクなどの変色がみられることがありますが、餌として取り込んだプランクトンの種類によって、さまざまな色がボイルすることにより鮮明に浮き出てくることがあります。
    (2)繁殖期が近い場合は、かきの生殖腺がオレンジやピンク色になることがあります。また、かきの外套幕の色は本来黒いのですが、稀に薄茶色のものがあります。
    いずれも、何ら問題はありませんので、ご安心ください。

  • 冷凍の里いもをいくら煮込んでも固くて食べられません。

    現物を調査したところ、一般に「水晶いも」と呼ばれる物が混入していました。この「水晶いも」は、里いもの障害の一種で、台風等の影響で葉身が崩壊した場合に、子いもが孫いもに養分を流転し貯蔵澱粉がなくなる状態を言います。本来これらの「水晶いも」は、製造段階で除去されなければいけないのですが、外観からは見分けにくいために除去し切れず混入し、今回のご指摘に至った物と考えます。現地加工場に伝え、「水晶いも」の混入防除に努めるよう以下のことを再度指示・徹底しました。
    (1)複数の孫いものついている子いもは、水晶いもになりやすいので使用しない
    (2)変色しているものは除去する
    (3)ブランチング(冷凍前の湯通し)で変色する物は除去する